特許
J-GLOBAL ID:200903038076118283

複合した混合物中のタンパク質またはタンパク質機能の迅速定量分析

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-566460
公開番号(公開出願番号):特表2002-523058
出願日: 1999年08月25日
公開日(公表日): 2002年07月30日
要約:
【要約】タンパク質の混合物中のタンパク質またはタンパク質機能の迅速な定量的分析のための、分析試薬およびこれらの試薬を使用する質量分析計に基づく方法。本方法は、3つの部分:リンカー基(L)を介してタンパク質反応基(PRG)に共有結合した親和性標識(A)を有する親和性標識タンパク質反応試薬を使用する。このリンカーは例えば、そのリンカー中の1つまたはそれ以上の原子をそれらの安定な同位体と置換することによって差次的に同位体的に標識され得る。これらの試薬は、複合混合物からのペプチドフラグメントまたは所定のタンパク質との反応の生成物(例えば、酵素反応の生成物)の選択的単離を可能にする。単離されたペプチドフラグメントまたは反応生成物は、それらの混合物中のタンパク質の存在またはタンパク質機能の存在を特徴とする。
請求項(抜粋):
タンパク質の混合物を含む1つまたはそれ以上のサンプル中の1つまたはそれ以上のタンパク質またはタンパク質機能を同定するための方法であって、該方法は以下: (a)各サンプルに対して、親和性タグ化し、実質的に化学的に同一かつ差次的に同位体的に標識したタンパク質反応試薬を提供する工程であって、ここで該試薬は以下の式を有し: A-L-PRGここで、Aは、捕捉試薬に選択的に結合する親和性標識であり、Lは1つまたはそれ以上の原子が、1つまたはそれ以上の安定同位体で差次的に標識され得るリンカー基であり、そしてPRGは特定のタンパク質官能基と選択的に反応するか、または酵素に対する基質であるタンパク質反応基である、工程; (b)各サンプルを1つの該タンパク質反応試薬と反応させ、サンプル中に親和性タグ化タンパク質または親和性タグ化酵素生成物を提供する工程であって、それによって異なるサンプル中の親和性タグ化タンパク質および酵素生成物が、安定同位体で差次的に標識される、工程; (c)選択的にAと結合する該捕捉試薬を使用して該サンプルの親和性タグ化成分を捕捉する工程; (d)該親和性タグ化成分と該捕捉試薬との間の相互作用を中断することによって、該捕捉試薬から捕捉された親和性タグ化成分を放出する工程;および (e)質量分析計によって該放出した親和性タグ化成分を検出しそして同定する工程、を包含する、方法。
IPC (8件):
C12Q 1/34 ZNA ,  C12Q 1/48 ,  G01N 27/62 ,  G01N 30/72 ,  G01N 30/88 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/68
FI (8件):
C12Q 1/34 ZNA ,  C12Q 1/48 ,  G01N 27/62 X ,  G01N 30/72 C ,  G01N 30/88 J ,  G01N 33/53 D ,  G01N 33/566 ,  G01N 33/68
Fターム (33件):
2G045AA25 ,  2G045AA26 ,  2G045AA40 ,  2G045BB20 ,  2G045CA25 ,  2G045CB01 ,  2G045CB03 ,  2G045CB04 ,  2G045CB07 ,  2G045CB11 ,  2G045CB30 ,  2G045DA80 ,  2G045FB01 ,  2G045FB05 ,  2G045FB06 ,  2G045FB07 ,  2G045JA01 ,  2G045JA20 ,  4B063QA01 ,  4B063QA18 ,  4B063QA19 ,  4B063QQ08 ,  4B063QQ79 ,  4B063QR57 ,  4B063QR63 ,  4B063QR66 ,  4B063QS02 ,  4B063QS03 ,  4B063QS15 ,  4B063QS17 ,  4B063QS24 ,  4B063QS28 ,  4B063QX10

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