特許
J-GLOBAL ID:200903038081281532

音声符号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-043118
公開番号(公開出願番号):特開平6-259096
出願日: 1993年03月04日
公開日(公表日): 1994年09月16日
要約:
【要約】【目的】 ディジタル音声データを圧縮する装置において、その圧縮率が大きい場合でも比較的良好な音質を確保できる音声符号化装置を提供する。【構成】 音声符号化部への入力音声波形が隣接する分析フレーム間で同一と見なされるかどうかを判断する手段50と、ピッチ情報、ピッチゲイン、線形予測係数および疑似残差信号の平均振幅などの補助情報を遂一記憶しておく符号化補助情報記憶部52を設け、同一と見なされた場合にはそのことを示す信号と残差信号のみ量子化した信号を符号化部45へ送出し、補助情報は量子化せず符号化部へは送出しないよう構成した。そして、補助情報に割り当てられるべき量子化ビット数を残差信号の量子化ビット数に加えるよう構成した。この際、音声符号化部の適応予測部34、37、量子化ビット数適応化部51で用いられる補助情報には、符号化補助情報記憶部52に記憶されている補助情報を用いる。
請求項(抜粋):
分析フレーム毎に処理される入力音声信号について、ディジタルフィルタにより適応的に予測する予測手段と、前記予測手段により予測された音声信号と入力音声信号との差である残差信号に対応した疑似残差信号を発生する手段と、入力音声信号のピッチ周期を等分割することで部分区間を設定する手段と、前記部分区間毎に前記疑似残差信号の平均振幅を検出する手段と、前記残差信号を量子化する手段と、前記残差信号の量子化に際し量子化ビット数を前記部分区間毎に前記平均振幅に対応して適応的に割り当てる手段と、前記予測手段に用いられる情報や前記残差信号の量子化ビット数を適応的に割り当てる手段に用いられる情報を量子化する手段と、入力音声信号が一つ前の分析フレームの入力音声信号と同一と見なせるかを判別する手段と、同一と判断された場合、前記予測手段に用いられる情報や前記残差信号の量子化ビット数を適応的に割り当てる手段に用いられる情報は量子化せず、その量子化に割り当てられるべき量子化ビット数を、前記残差信号の量子化ビット数を適応的に割り当てる手段にて有効利用する手段とを備えた音声符号化装置。
IPC (4件):
G10L 9/14 ,  G10L 9/18 ,  H03M 7/30 ,  H04B 14/06
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-110200
  • 特開平1-223499
  • 特開昭61-110200
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