特許
J-GLOBAL ID:200903038081731740

座席調節装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-502517
公開番号(公開出願番号):特表平8-500561
出願日: 1994年06月22日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】乗り物用座席調節装置は、調節機構(21)、この調節機構と接続された逆転可能な電気モータ(9〜12)、および、ユーザーが簡単に操作できるこれらモータのための制御手段(13,14)を備えている。それらのモーターは、速度可変型のもので、また調節すべき種々のパラメータに関連した関係が記録される演算および記憶手段(22)が設けられている。この予めプログラムされた関係は、人体に関する人間工学的な基準によって決定される。また、それら各パラメータの各瞬間における値を検出するための手段(24〜26)、および、制御手段(23)が設けられている。この制御手段は、パラメータのうち少なくとも一つ又はその中の一定の変量の実際の値を、その他のパラメータの内の一つを調節するために配置されたモータの駆動に対応させ、それらその他のパラメータの値を、予めプログラムされた関係に対応する値に向けてそれぞれ動かすか又はその関係に従って変化させる。
請求項(抜粋):
座席長手方向位置、座部の高さ、背部の傾斜、...調整可能なバラメータP,Q,R,...を調節するための機構(21)と、該機構と接続された逆転可能な電気モータ(9〜12)と、座席に着席したユーザーによって簡単に操作される前記モータのための制御手段(13,14)と、該制御手段と共に設けられ、前記各パラメータP,Q,R,...の値を各瞬間毎に検出するための手段(24〜26)とを備え、前記値が電気的数値量p,q,r,...によって示される、乗り物用座席調節装置であって、 前記モータ(9〜12)は駆動源により速度を調節できるものであり、 前記モータ用制御手段(23)は、前記モータに異なる駆動力を供給できるものであり、 さらに記憶手段(22)が設けられ、該記憶手段では、調節される前記複数のバラメータとその変量とに相互に関連した関係が蓄積され、この予めプログラムされた関係は本質的に人体に関する人間工学的な基準により決定され、かつ該関係は、該記憶手段内にインプットされた各電気的数値量pの小変量dpに、該予めプログラムされた関係より得られたその他の電気的数値量q,r,...における対応小変量dq,dr,...を対応させるように設定された演算手段(22)のためのものであって、 前記制御手段(23)は、前記複数のバラメータのうちの一つのパラメータPを一定方向に変化させる各命令に従うように予めプログラムされており、前記パラメータPの調節に関連して対応する前記モータ(9〜12)の駆動のみならず、対応するパラメータQ,R,...を調節するために相応じて演算された各数値量dq,dr,...により前記各モータ(9〜12)の駆動をも生じさせる電気的数値量dpを発生することを特徴とする、乗り物用座席調節装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-262738

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