特許
J-GLOBAL ID:200903038084928456

電気調理器の温度制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-162670
公開番号(公開出願番号):特開平5-013161
出願日: 1991年07月03日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 電気調理器に使用される温度制御装置に於て、ファジールールにより定まるパワー出力値を記憶部に記憶し、温度センサーの検出した温度と温度勾配からその出力を指定し温度制御を行なうようにし、調理物が投入された時は制御設定温度をシフトして、特に油温の回復特性を改善した調理器の温度制御装置を実現する。【構成】 温度検出手段21にA/D変換器22を接続し、タイマー手段23でA/D変換器22の出力が一定ビットとどまる時間を測定し、記憶部24に記憶したファジールールにより決定された基準値をこれらの結果から選定し、高周波発生源18の発振周波数を可変手段17により変化させて、温度の立ち上げや調理に対して最適なパワー出力を設定し温度の勾配から設定温度を自動的にシフトさせる。
請求項(抜粋):
入力電流を検出する入力電流検出手段と、入力電流検出手段に接続した第1のA/D変換器を有し、第1のA/D変換器の出力と基準ビットの比較により発振周波数を可変する可変手段と、この可変手段によって出力を一定とする高周波発生源と、高周波発生源に接続する加熱コイルと、加熱コイルに磁気的に結合した被加熱調理容器の温度を検出する温度センサーと、温度センサーに接続する第2のA/D変換器と、第2のA/D変換器の出力が所定のビットにとどまる時間を測定するタイマー手段と、前記タイマー手段と第2のA/D変換器の出力により指定される記憶部を有し、前記記憶部には前記発振周波数の可変手段を設定するための基準を記憶し、前記基準値は、設定温度との温度差と前記タイマー手段の出力から決定された温度勾配の2値からファジー推論した加熱出力を出力するように定めるとともに、所定の温度勾配が継続した時に設定温度を変更する様にした電気調理器の温度制御装置。
IPC (2件):
H05B 6/12 335 ,  H05B 6/12 327
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-127692
  • 特開平3-036421
  • 特開昭58-180116

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