特許
J-GLOBAL ID:200903038085055251
磁気ディスクサブシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-099110
公開番号(公開出願番号):特開平6-051914
出願日: 1992年04月20日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【構成】 各記憶ディレクタにカウンタを設け、各記憶ディレクタから磁気ディスク装置までの記憶経路に障害が発生したとき、その障害の発生回数をカウンタで計数し、障害発生回数が指定値を超えたとき、そのことをホストコンピュータに対して報告して自己閉塞する。【効果】 ホストコンピュータによる再試行の工数を削減し、システム全体のスループットを向上させることが可能となる。また、ホストコンピュータがその記憶ディレクタにアクセスしないようにする処理が不必要になり、異常終了後に他の経路による再試行によって正常終了させるリカバリ処理の回数が減り、そのための制御も削減することができるため、ホストコンピュータの負担を軽減しかつリカバリ処理の時間を短縮できる。更に、各記憶ディレクタから自己を閉塞することをホストコンピュータに対して報告することにより、記憶ディレクタのハードウエアの障害による閉塞でないことが明らかにし、かつ注意事象報告によってその障害の内容をホストコンピュータに対して報告することが可能となる。
請求項(抜粋):
複数の磁気ディスク装置と、前記複数の磁気ディスク装置に対する複数のアクセス経路上に設けた複数の記憶ディレクタとを備える磁気ディスクサブシステムにおいて、前記複数の記憶ディレクタのそれぞれに対応して該当するアクセス経路上に発生した障害の回数を計数するカウンタを設け、前記カウンタの計数値があらかじめ設定した値をこえたときにホストコンピュータに報告して自己閉塞するようにしたことを特徴とする磁気ディスクサブシステム。
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