特許
J-GLOBAL ID:200903038091511277

可逆型電解水生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133377
公開番号(公開出願番号):特開平7-328632
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1995年12月19日
要約:
【要約】【目的】 長時間電極への印加方向を変えずに電気分解を行った場合に電解槽内や電解水導出管内に溜る沈澱物を溶解するとともに、電極の耐久性を高めて長期間安定した電解水生成能力の持続可能な可逆型電解水生成装置を提供すること。【構成】 電解槽10の内部を隔膜12で二分割して第1電極室13及び第2電極室14を形成する。両電解室13,14のそれぞれに、互いに電気的非接触状態で白金-イリジウム酸化物被覆を持つ陽電極15,17と白金被覆を持つ陰電極16,18を配設する。両電極室13,14に供給された処理水を陽電極15と陰電極18間で電気分解し、第1電極室13で酸性水を第2電極室14でアルカリ性水を生成させる。所定時間経過後に制御装置22が4個のスイッチSWを連動して切り換えて電気分解を陽極17と陰極16間で行わせ、それぞれの電解室13,14において先とは逆性の電解水を生成させる。所定時間経過する毎に制御装置22は4個のスイッチSWの切り換えを繰り返す。
請求項(抜粋):
内部を隔膜で二分割して第1電極室及び第2電極室が形成されてこれらの両電極室にて電気分解される処理水が流入・流出する電解槽と、前記両電極室に処理水を供給する処理水供給手段と、前記各電解室のそれぞれに互いに電気的に非接触状態で配設された白金-イリジウム酸化物を少なくとも表面に有する陽電極及び白金を少なくとも表面に有する陰電極と、前記第1電極室に配設された陽電極と前記第2電極室に配設された陰電極との間に直流電圧を印加する第1状態と前記第2電極室に配設された陰電極と前記第2電極室に配設された陽電極との間に直流電圧を印加する第2状態とを選択的に所定時間毎に切り換える制御手段と、を備えたことを特徴とする可逆型電解水生成装置。

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