特許
J-GLOBAL ID:200903038098620713

コンピュータシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 登夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-120977
公開番号(公開出願番号):特開平10-312283
出願日: 1997年05月12日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 オブジェクト指向のマルチスレッドプログラミングにおいて、スレッド間共有データにおける段階的なアクセス制限の実現のためには、データを保持する側と呼び出す側とのオブジェクト間で適切なデータアクセスが行なわれるための付加情報が必要になる。また、仮想関数呼び出しに際しても、下位クラスから生成されたオブジェクトのメソッドを選択的に呼び出すための付加情報が同様に必要になる。【解決手段】 複数のオブジェクトの名前と実行時の各オブジェクトの主記憶装置1上の記憶位置を示すアドレス情報とを関連付けた名前付きオブジェクトテーブルと、個々のプログラムの実行初期段階において、各オブジェクトが必要とする初期化データとデータ処理方式とを記述したデータ初期化プログラムとを記憶する2次記憶装置3と、初期化プログラムを、実行すべきプログラムに応じて交換するプログラム初期化装置4とを備える。
請求項(抜粋):
プログラムを分割した複数のプロセスが、前記プログラム実行に必要なソフトウェア部品である複数のオブジェクトを記憶した記憶装置の同一のアドレス空間を共有し、前記複数のプロセス間で必要なデータを送受信しつつ前記プログラムを実行するコンピュータシステムにおいて、前記複数のオブジェクトの名前と実行時の各オブジェクトの前記主記憶装置上の記憶位置を示すアドレス情報とを関連付けた名前付きオブジェクトテーブルと、個々のプログラムの実行初期段階において、各オブジェクトが必要とする初期化データとデータ処理方式とを記述した初期化プログラム記憶手段と、前記初期化プログラムを、実行すべきプログラムに応じて交換するプログラム初期化手段とを備えたことを特徴とするコンピュータシステム。
IPC (3件):
G06F 9/44 530 ,  G06F 9/44 ,  G06F 9/46 340
FI (3件):
G06F 9/44 530 M ,  G06F 9/44 530 K ,  G06F 9/46 340 B

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