特許
J-GLOBAL ID:200903038102382938

白バランス調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西野 卓嗣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-129468
公開番号(公開出願番号):特開平6-339149
出願日: 1993年05月31日
公開日(公表日): 1994年12月06日
要約:
【要約】【目的】 画角の狭い、あるいは被写体までの距離が短いために、撮像画面内に十分に多くの被写体を含まないことにより、画面内の色に偏りが生じている場合には、この画面を評価することによる白バランス調整を停止させて、白バランスがその補色側にずれることを防ぐ。【構成】 利得補正量を目標値に近付けるように変更してR及びB増幅回路4、5の利得を制御する白バランス調整において、利得補正量が目標値から所定範囲内に入った場合に、利得補正量の変更を禁止して利得を固定にする停止モードを設定し、この停止モードにおいて画面評価により目標値が変化し、利得補正量が目標値に対して所定範囲外になった場合に、停止モードを解除して白バランス調整を実行する装置で、前記所定範囲を画角が狭いあるいは被写体距離が短い場合に、前記所定範囲を大きくして停止モードの解除が為され難くする。
請求項(抜粋):
レンズを介して入射される被写体からの入射光を光電変換して得られる撮像映像信号中の色信号の利得を利得補正量にて補正して白バランス調整を行う白バランス調整装置において、色信号を基に撮像画面を評価して利得補正量の目標値を算出する利得制御手段と、利得補正量を該目標値に近づける様に変化させる利得補正量増減手段と、利得補正量が目標値から所定範囲内に入った時に、前記利得補正量増減手段による利得補正量の変更を禁止し、該変更禁止中に利得補正量が目標値から前記所定範囲を越えた時に、前記利得補正量増減手段による利得補正量の変更の禁止を解除する制御手段と、前記レンズによる撮像画面の画角を検出する画角検出手段と、被写体までの距離を検出して被写体距離情報として出力する被写体距離検出手段を備え、前記画角及び該被写体距離情報より撮像画面内の実効面積を求め、該実効面積に応じて前記所定範囲の大きさを変更することを特徴とする白バランス調整装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-000988
  • 特開平4-010887
  • 特開平3-270394

前のページに戻る