特許
J-GLOBAL ID:200903038104430395
ノイズ除去装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002189
公開番号(公開出願番号):特開平10-200751
出願日: 1997年01月09日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 中間の濃度領域における画像の鮮鋭度を維持しつつ、ハイライト領域およびシャドウ領域におけるノイズを除去可能なノイズ除去装置を提供する。【解決手段】 フィルタによって走査されている局所画素群の注目画素およびその周辺画素の濃度値が検出された後、周辺濃度値算出手段81が周辺画素の濃度値の平均値を算出する。そして、その平均値に基づいてLUT設定手段82がLUTを設定し、当該LUTを使用しつつ加重値決定手段85が注目画素およびその周辺画素の濃度値に対する加重値を決定する。この際、加重値決定手段85が注目画素の濃度値と周辺濃度値との差を算出し、その差が所定の設定値よりも大きい場合には周辺濃度値の加重値Wuを相対的に大きくし、小さい場合には注目画素の濃度値の加重値Wsを相対的に大きくする。その後、加重平均算出手段86が決定された加重値に基づいて加重平均を算出し、フィルタの出力とする。
請求項(抜粋):
複数の画素からなるフィルタによって画像を走査して前記画像のノイズ除去を行うノイズ除去装置であって、(a) その時点で前記フィルタで走査されている各画素のそれぞれの濃度値を検出する濃度値検出手段と、(b) 前記各画素のうちの注目画素以外の周辺画素の濃度値を代表的に表現する周辺濃度値を算出する周辺濃度値算出手段と、(c) 前記注目画素の濃度値と前記周辺濃度値との相対的大小関係に基づいてそれぞれの加重値を決定する加重値決定手段と、(d) 決定された前記加重値に従って前記注目画素の濃度値と前記周辺濃度値との加重平均を算出する加重平均算出手段と、(e) 前記加重平均を、その時点での前記フィルタの出力として与えるフィルタ出力制御手段と、を備えることを特徴とするノイズ除去装置。
IPC (4件):
H04N 1/409
, G06T 1/00
, G06T 5/20
, H04N 1/405
FI (4件):
H04N 1/40 101 C
, G06F 15/66 N
, G06F 15/68 400 A
, H04N 1/40 B
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