特許
J-GLOBAL ID:200903038105034680

油圧ショベルの旋回単独操作検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-167340
公開番号(公開出願番号):特開2005-344430
出願日: 2004年06月04日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
【課題】ネガコン制御にて2つの可変容量形の油圧ポンプの吐出量を調整し、走行操作検出回路と旋回操作検出回路と上物操作検出回路とを備え、走行操作と旋回若しくは他の上物操作とを同時に検出したときに走行直進弁を切り換えるように構成された油圧ショベルに於いて、旋回単独操作を確実に検出する。 【解決手段】第1及び第2のセンターバイパス油路11,21に設けたネガコン絞り16,26の直近上流に、夫々のネガコン圧N1,N2を検出する第1及び第2の圧力センサ60,61を設ける。第3の圧力スイッチ33のオンにより旋回操作が検出され、且つ、第1の圧力センサ60の検出値がある任意の圧力(例えば0.5MPa)以下で、前記第2の圧力センサ61の検出値が第2のセンターバイパス油路21に設けられた各切換弁22〜25が未操作時と略同等の圧力(例えば2.5MPa以上)であるときは、旋回操作のみが単独でフル操作されたと判定するコントローラ70を備えた油圧ショベルの旋回単独操作検出回路を提供する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
可変容量形の第1の油圧ポンプと第2の油圧ポンプを備え、第1の油圧ポンプとタンクを結ぶ第1のセンターバイパス油路に一方の走行モータ用の切換弁と旋回モータ用の切換弁と他の作業アクチュエータ用の切換弁を配設するとともに、第2の油圧ポンプとタンクとを結ぶ第2のセンターバイパス油路に他方の走行モータ用の切換弁と他の作業アクチュエータ用の切換弁を配設し、夫々のセンターバイパス油路の最下流に設けたネガコン絞りにより発生するネガコン圧にて第1及び第2の油圧ポンプの吐出量を制御し、 前記各切換弁に夫々センターバイパス油路を有する補助弁を設け、パイロットポンプとタンクを結ぶパイロット油路を前記各補助弁に対してタンデム接続し、該パイロット油路に走行モータ用の切換弁操作を検出する第1の圧力スイッチと、他のアクチュエータ用の切換弁操作を検出する第2の圧力スイッチとを設け、更に、前記旋回モータ用の切換弁操作を検出する第3の圧力スイッチを設けた油圧ショベルに於いて、 前記第1及び第2のセンターバイパス油路に設けたネガコン絞りの直近上流に、夫々のネガコン圧を検出する第1及び第2の圧力センサを設け、前記第3の圧力スイッチの作動により旋回操作が検出され、且つ、前記第1のセンターバイパス油路に設けた第1の圧力センサの検出値がある任意の圧力以下で、前記第2のセンターバイパス油路に設けた第2の圧力センサの検出値が第2のセンターバイパス油路に設けられた各切換弁が未操作時と略同等の圧力であるときは、旋回操作のみが単独でフル操作されたと判定する制御部を備えたことを特徴とする油圧ショベルの旋回単独操作検出回路。
IPC (2件):
E02F9/22 ,  F15B11/16
FI (2件):
E02F9/22 C ,  F15B11/16 Z
Fターム (27件):
2D003AA01 ,  2D003AB02 ,  2D003BA01 ,  2D003BB02 ,  2D003DA03 ,  2D003DB02 ,  2D003DC02 ,  3H089AA74 ,  3H089AA76 ,  3H089BB01 ,  3H089BB28 ,  3H089BB30 ,  3H089CC08 ,  3H089CC11 ,  3H089DA03 ,  3H089DA06 ,  3H089DB43 ,  3H089DB55 ,  3H089EE12 ,  3H089EE22 ,  3H089EE36 ,  3H089FF05 ,  3H089FF07 ,  3H089FF09 ,  3H089FF13 ,  3H089GG02 ,  3H089JJ02
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 作業機械の油圧制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-180654   出願人:コベルコ建機株式会社, 株式会社神戸製鋼所

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