特許
J-GLOBAL ID:200903038112125356

医療用診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-150477
公開番号(公開出願番号):特開平5-015505
出願日: 1991年06月21日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 患者に高周波磁界を印加し身体の断面像を作成する医療用診断装置に、装置動作時に発生する騒音を消去する消音装置を設置し、患者の気持ちの安定化を図る。【構成】 消音装置は、チャンバ-1内に横たわる患者の耳元近辺の騒音を検出するマイクロホンと、騒音元となる磁気振動を検出するピックアップと、そのピックアップからの振動信号の位相を反転させかつその振動信号の振幅をマイクロホンからの騒音信号の大きさに比例させて消音信号を生成する位相・振幅制御手段と、その消音信号により音波を発生する発音手段とから構成し、発音手段からの音波を患者の耳元近辺の騒音と同振幅で、逆位相の音波として送信して、耳元近辺のの騒音を低減、消去する。【効果】消音信号は振動信号を基に作成するので、この消音装置はハウリングを起こさずに消音でき、構成要素が患者に非接触であるので患者に圧迫感なく、騒音による不安感を解消できる。
請求項(抜粋):
チャンバー中央部に位置する両端開放の筒体の内部に患者を横たえる支持台を、また筒体の外周部に磁気発生装置を有し、該磁気発生装置により患者の身体に周期的に磁界を印加し、該磁界に反応して身体から発生する電磁波を検知し、該検知した信号をコンピュータで処理して身体の横断面画像を作成する医療用診断装置において、前記支持台上で患者の耳元近辺に配置され前記磁気発生装置の動作時に生じる騒音を検出するエラー信号検出手段と、前記筒体の内面に取り付けられ前記磁気発生装置の動作時に該筒体の振動を検出する振動検出手段と、該振動検出手段からの振動信号の位相を反転させかつ該振動信号の振幅を前記エラー信号検出手段からの騒音信号の大きさに比例させて消音信号を生成する位相・振幅制御手段と、該消音信号により音を発生する発音手段とを設けたことを特徴とする医療用診断装置。
IPC (2件):
A61B 5/055 ,  G01N 33/38
FI (3件):
A61B 5/05 320 ,  A61B 5/05 370 ,  G01N 24/06 Y

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