特許
J-GLOBAL ID:200903038115005246

ゴムクローラの芯体構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-215757
公開番号(公開出願番号):特開平10-059228
出願日: 1996年08月15日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】ゴムクローラの長手方向強度を確保する芯体部材を構成する鋼撚り線の撚り戻りによりゴムクローラに生ずる捩れを防止し、かつ、芯体部材の両端の重ね合せ部における鋼撚り線のずれによる機械的強度の低下を防止する。【解決手段】クローラ本体10内の芯金部材20の接地面側に長手方向に配置される芯体部材30の鋼撚り線31を、Z撚りとS撚りとを夫々適宜本数単位の対にして交互に配列する。これによりゴムクローラの製作時の加硫工程で芯体部材にテンションを掛けたとき、鋼撚り線の撚りの戻りが互いに相殺される。
請求項(抜粋):
ゴム材からなるクローラ本体と、該クローラ本体内の長手方向に一定間隔をおいて埋設された芯金部材と、クローラ本体内の芯金部材の接地面側に一定の幅方向ピッチをもって長手方向に配列され、かつ、その両端の重ね合せ部において接合された鋼撚り線からなる芯体部材とを有して無端状に成形されているゴムクローラにおいて、前記芯体部材は、鋼撚り線を構成するストランドの撚り方向がZ撚りのものとS撚りのものとを夫々1本及び/又は複数本単位の対にして交互に配列したことを特徴とするゴムクローラの芯体構造。
IPC (3件):
B62D 55/253 ,  D07B 1/06 ,  F16G 1/12
FI (3件):
B62D 55/253 C ,  D07B 1/06 Z ,  F16G 1/12

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