特許
J-GLOBAL ID:200903038123152967

車両用衝撃吸収シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藁科 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-173811
公開番号(公開出願番号):特開2001-001821
出願日: 1999年06月21日
公開日(公表日): 2001年01月09日
要約:
【要約】【目的】 頭部の保護機能をも併せ持つ後突時の衝撃吸収を、構成の複雑化等を招くことなく確保する。【構成】 ベース体20に貫通配置されたアッパロッド26、ロアロッド27の後部端への連結、固定により、シートバック14が、シートクッション12に対して後方移動可能に連結、支持されるとともに、加圧変形(座屈変形)可能な衝撃吸収部材36,37が、ベース体に対するアッパロッド、ロアロッドの後方移動のもとで衝撃エネルギーを受圧可能に、それぞれ配設されている。そして、衝撃吸収部材36の加圧変形を伴ったアッパロッド26での吸収有効長を、ロアロッド27における同様の吸収有効長より長く形成している。
請求項(抜粋):
シートクッション、シートバックが分離形成され、シートクッション側部に配置、固定されたベース体に、上下一対のアッパロッド、ロアロッドが前後方向に摺動可能にそれぞれ貫通配置され、ベース体を境とした各ロッド後部端への所定のブラケットの連結、固定により、シートバックが、シートクッションに対して後方移動可能に連結、支持され、後突により発生する衝撃エネルギーと少なくとも同等の荷重を変形保障荷重として持ち、その加圧変形のもとで衝撃エネルギーを吸収可能とする衝撃吸収部材が、ベース体に対するアッパロッド、ロアロッドの後方移動のもとで衝撃エネルギーを受圧可能に、それぞれ配設されるとともに、衝撃吸収部材の加圧変形を伴ったアッパロッドでの吸収有効長が、ロアロッドにおける同様の吸収有効長より長く形成され、後突発生時における、衝撃吸収部材の加圧変形を伴った、ベース体に対するアッパロッド、ロアロッド一体の摺動によるシートバックの後方平行移動、および、吸収有効長差分でのアッパロッドのみの摺動に起因する、ロアロッド側固定点を中心としたその後のシートバックの後傾によって、後突の際の衝撃エネルギーを2段階で吸収可能とした車両用衝撃吸収シート。
IPC (2件):
B60N 2/42 ,  B60R 21/02
FI (3件):
B60N 2/42 ,  B60R 21/02 C ,  B60R 21/02 H
Fターム (2件):
3B087CD03 ,  3B087DB01

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