特許
J-GLOBAL ID:200903038124339742

ステップモータの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-010936
公開番号(公開出願番号):特開平6-225595
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 構成が簡素なステップモータの制御装置を提供する。【構成】 処理器53は検出器52からの速度・位置検出信号を処理して電気角度検出信号、機械角度検出信号、および機械角速度検出信号を出力する。電流指令生成回路54,55,56および57は機械角度指令信号に応答して機械角度検出信号と機械角速度検出信号とに基づいてq軸電流指令信号を出力する。三角関数発生器58は電気角度検出信号を三角関数信号に変換する。座標変換器59はq軸電流指令信号を三角関数信号に基づいて相電流指令信号に変換する。電流検出器60はステータコイルに流れる相電流を検出して相電流検出信号を出力する。減算器61,62は相電流指令信号から相電流検出信号を減算して相電流偏差信号を出力する。電流制御回路63,64,65は相電流偏差信号に基づいて相電圧指令信号を発生する。インバータ66は相電圧指令信号に基づいて相電圧をステータコイルに印加する。
請求項(抜粋):
ステータと、該ステータと対向して回転軸の回りに回転可能に配置されたロータとからなるステップモータの制御装置であって、前記ステータは、周方向に間隔をおいて配置されて半径方向に突出した第1の個数のステータ歯をもつステータコアと、前記ステータ歯の各々に巻回されたステータコイルとを有し、前記ロータは、周方向に間隔をおいて配置されて前記ステータ歯と対向するように半径方向に突出し、かつ前記第1の個数より少ない第2の個数のロータ歯をもつロータコアを有する、ステップモータの制御装置において、前記ステップモータの速度・位置を検出して、速度・位置検出信号を出力する検出手段と、前記速度・位置検出信号を処理して、電気角度検出信号、機械角度検出信号、および機械角速度検出信号を出力する処理手段と、機械角度指令信号に応答して、前記機械角度検出信号と前記機械角速度検出信号とに基づいてq軸電流指令信号を出力する電流指令生成手段と、前記電気角度検出信号を三角関数信号に変換する三角関数発生手段と、前記q軸電流指令信号を前記三角関数信号に基づいて相電流指令信号に変換する座標変換手段と、前記ステータコイルに流れる相電流を検出して、相電流検出信号を出力する電流検出手段と、前記相電流指令信号から前記相電流検出信号を減算して、相電流偏差信号を出力する減算手段と、前記相電流偏差信号に基づいて相電圧指令信号を発生する電流制御手段と、前記相電圧指令信号に基づいて相電圧を前記ステータコイルに印加する駆動手段とを有することを特徴とするステップモータの制御装置。

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