特許
J-GLOBAL ID:200903038125650026

インク滴噴射方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 板谷 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-346722
公開番号(公開出願番号):特開平11-170515
出願日: 1997年12月16日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 インク滴噴射方法及びその装置において、駆動電圧を変えることなく、主となる噴射のための駆動波形の後に、それに付随してパルスを1つ付加するだけで、所望の体積のインク液滴を得ることができ、また、液滴速度の低下を低減する。【解決手段】 噴射パルス信号Aは、そのパルス幅Waをインク室内に圧力波を発生させ、インク室内を圧力波が片道伝播する時間Tとし、付加パルス信号Bは、パルス幅Wbを0.2T〜0.6Tとし、噴射パルス信号Aの立ち下がりと付加パルス信号Bの立ち上がりタイミングとの時間差dを0.3T〜0.7Tとする。これにより、噴射されるインク液滴が小型化され、また、1つの駆動電圧でよいので低コストとなり、また、液滴速度が低下することも少ない。
請求項(抜粋):
インクが充填されたインク室の容積を変化させるためのアクチュエータに噴射パルス信号を印加することによりインク室内に圧力波を発生させてインクに圧力を加え、インク滴をノズルより噴射させるインク滴噴射方法において、1ドットの印字命令に対して、前記噴射パルス信号と付加パルス信号を印加するものであって、前記噴射パルス信号は、アクチュエータへの電圧印加により、前記インク室の容積を増大させてインク室内に圧力波を発生させ、前記インク室内を圧力波がほぼ片道伝播する時間Tもしくはその奇数倍時間の経過後、増大状態から容積を自然状態に減少させるパルス幅を有し、前記付加パルス信号は、前記噴射パルス信号に対してパルス幅がほぼ0.2T〜0.6Tであり、かつ、前記噴射パルス信号の立ち下がりと付加パルス信号の立ち上がりタイミングとの時間差が0.3T〜0.7Tであることを特徴とするインク滴噴射方法。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/205
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 X
引用特許:
審査官引用 (18件)
  • 特開平1-101160
  • 特開平4-189144
  • インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-350245   出願人:キヤノン株式会社
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