特許
J-GLOBAL ID:200903038125713540

鋳型として全血液を用いた核酸の直接的PCR増幅法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-001572
公開番号(公開出願番号):特開平9-187277
出願日: 1996年01月09日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【目的】無処理の血液からPCR反応により特定標的DNA配列を容易に増幅させる方法を提供する。【構成】採血された無処理の血液もしくは輸血用保存血液を鋳型とし、特定標的DNA配列に相補的なヌクレオチドであるプライマー、4種のデオキシリボヌクレオチドトリフォスフェートおよび耐熱性DNAポリメラーゼ、例えばTth DNAポリメラーゼもしくはΔTth DNAポリメラーゼをトリトン-X100などの界面活性剤の濃度が0.05〜0.15%である反応液中にて作用させ、加熱および冷却を繰り返すことにより、上記血液中の特定標的DNA配列を増幅するDNA増幅方法および該方法を利用する上記血液中の特定核酸の検出方法。
請求項(抜粋):
ヒト体内から採取した全血液であって、白血球からもたらされる標的DNAを含む血液試料に、該標的DNAに相補的なオリゴヌクレオチドである2種またはそれ以上のプライマー、デオキシリボヌクレオチドフォスフェートおよび耐熱性DNAポリメラーゼを緩衝液中にて作用させて、(a)上記2種またはそれ以上のプライマーを該標的DNAにアニールさせ、(b)耐熱性DNAポリメラーゼの作用によりプライマー伸長反応を行って2本鎖DNAを合成し、(c)得られた2本鎖DNAを1本鎖DNAに分離し、そして(d)得られたDNA増幅産物を鋳型として、上記工程(a)〜(c)を繰り返すことことを特徴とする鋳型として全血液を用いた核酸の直接的PCR増幅法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12N 15/00 A ,  C12Q 1/68 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-049699
  • 特開平3-049699
  • 特開平3-049699
引用文献:
審査官引用 (6件)
  • Nucleic Acids Res. 1991, Vol.19, No.5, p.1155
  • PCR実験マニュアル, 19911212, 初版, p.3-4
  • PCR実験マニュアル, 19911212, 初版, p.3-4
全件表示

前のページに戻る