特許
J-GLOBAL ID:200903038129985898

電力供給システムおよび無効電力供給方法および自家発電設備解列方法ならびに無効電力供給指令装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 住吉 多喜男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-099441
公開番号(公開出願番号):特開2002-300726
出願日: 2001年03月30日
公開日(公表日): 2002年10月11日
要約:
【要約】【課題】 需要家が所有する無効電力供給源を有効活用して電力ネットワーク運用の安定化とコスト低下をはかる。【解決手段】 接続点3aの電力を計測する受電端電力計測手段6と、送出する無効電力を指令する無効電力供給指令装置8と、需要家2・前記計測手段6と前記指令装置8とを高速通信網9で接続した電力供給システムにおいて、前記指令装置8が、各接続点間のインピーダンス、発電所・変電所・各需要家の無効電力供給能力、接続点を記述した電力ネットワークマップを作成する機能と、現在の電圧・力率・無効電力を高速通信網9を介して常時収集する機能と、前記マップ上で異常発生点を検索し必要無効電力を計算する機能と、マップ上で異常発生点に直近の無効電力供給可能需要家を検索し特定する機能と、当該需要家の供給可能無効電力現在値を計算し無効電力供給指令を出す機能と、各需要家の無効電力送出量を積算し売電料金を計算する機能とを有する。
請求項(抜粋):
電力会社と無効電力供給能力を有する需要家との間を電力系統を介して連携した電力供給システムにおいて、各需要家と電力系統との接続点における電圧および無効電力ならびに力率を計測する受電端電力計測手段と、各需要家から電力系統に向けて送出する無効電力を指令する無効電力供給指令装置と、各需要家および各需要家に設けた受電端電力計測手段と無効電力供給指令装置との間でデータを高速で送受信する高速通信網とを有し、無効電力供給指令装置は情報処理装置を有し、この情報処理装置が、電力系統の各接続点間の区間のインピーダンスと、発電所および変電所ならびに各需要家の無効電力供給能力と、接続点とを記述した電力ネットワークマップを前記情報処理装置で作成する機能と、発電所および変電所ならびに各需要家の現在の電圧および力率ならびに無効電力を高速通信網を介して常時収集するとともに電圧異常の発生を監視する機能と、前記電力ネットワークマップ上で、電圧異常を検出した接続点(以下、電圧異常発生点という)を検索し、該電圧異常発生点が必要とする無効電力(以下、必要無効電力という)を現在の力率を用いて計算する機能と、前記電力ネットワークマップ上で、電圧異常発生点に最も近い無効電力を供給可能な需要家を検索し、無効電力供給需要家を特定する機能と、特定した無効電力供給需要家の無効電力供給能力と、当該無効電力供給需要家の現在の無効電力供給量(以下、無効電力供給現在値という)から、当該無効電力供給需要家が電力系統へ供給することができる無効電力量(以下、供給可能無効電力現在値という)を計算し、特定した無効電力供給需要家に対して無効電力供給指令を出す機能と、各需要家の無効電力送出量を積算し、無効電力量に基づいて売電料金を計算する機能とを有することを特徴とする電力供給システム。
Fターム (7件):
5G066DA04 ,  5G066FB01 ,  5G066FB07 ,  5G066FB17 ,  5G066FC04 ,  5G066KA06 ,  5G066KA11

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