特許
J-GLOBAL ID:200903038131433355

データ復号装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-183383
公開番号(公開出願番号):特開平6-030066
出願日: 1992年07月10日
公開日(公表日): 1994年02月04日
要約:
【要約】【目的】 短区間変動の影響を受けることなく識別点の検出を安定した状態でできること。【構成】 メモリ11から特定のデータを1つ選択し、受信位相計算機21で受信位相22を求め、誤差計算機23で誤差二乗和と周波数オフセットを求め、最小点検出器26で誤差二乗和25の最小点を求め、この最小点からパイロットシンボルの粗推定値27と周波数オフセット粗推定値28を求め、次に受信位相計算機31でパイロットシンボルの受信位相32を求める。パイロットシンボルの受信位相を周波数オフセットで補正した値と既知のパイロットシンボルの誤差二乗和を求める。識別点検出器36では上記誤差二乗和35の最小点を求め、この最小点から識別点位置と周波数オフセットを求める。そして識別点検出器36の検出結果から得られたデータを位相制御値14で補正する。
請求項(抜粋):
同期ワードとパイロットシンボルを有する信号をI、Q成分信号とに分離する分離手段と、分離手段で分離された各信号をそれぞれディジタル信号に変換するA/D変換手段と、A/D変換手段の出力信号をI、Q成分のディジタルデータとして記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶された各成分の特定のデータから両者の受信位相を算出する第1の受信位相算出手段と、同期ワードの位相に関するデータを記憶する第2の記憶手段と、この同期ワードの位相と上記受信位相との差から受信位相の周波数オフセットを算出する第1の周波数オフセット算出手段と、上記周波数オフセットを補正する第1の周波数オフセット補正手段と、上記補正された受信位相と上記同期ワードの位相との誤差を算出する第1の誤差算出手段と、上記誤差値を基にパイロットシンボルの位置を粗く推定するパイロットシンボル位置粗推定手段と、上記誤差値を基に周波数オフセットの粗推定値を算出する周波数オフセット粗推値定算出手段と、第1の記憶手段に記憶された各成分のデータの受信位相を算出する第2の受信位相算出手段と、第2の受信位相算出手段の算出による受信位相と第2の記憶手段に記憶された同期ワードの位相との差から受信位相に対する周波数オフセットを算出する第2の周波数オフセット算出手段と、第2の周波数オフセット算出手段の算出による周波数オフセットを周波数オフセット粗推定値算出手段の算出値により補正する第2の周波数オフセット補正手段と、識別点を検出する識別点検出手段と、上記識別点に基づいて第1の記憶手段に記憶された各成分の特定のデータの中からデータを抽出する抽出手段と、第2の周波数オフセット補正手段により周波数オフセット補正の行われた受信位相とパイロットシンボルの位相との差を基に周波数オフセット値を算出する周波数オフセット値算出手段と、データ抽出手段によるデータに対して周波数オフセット値算出手段の算出値に従って周波数オフセットの補正を行う位相制御手段とを備えたデータ復号装置。
IPC (2件):
H04L 27/22 ,  H04L 27/38

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