特許
J-GLOBAL ID:200903038132125972

溶融樹脂の脱揮方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 宏之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-231278
公開番号(公開出願番号):特開2004-066721
出願日: 2002年08月08日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】脱揮装置そのものを長くし、更には溶融樹脂圧力を強制的に下げるための減圧装置を備えさせていたため、溶融樹脂の脱揮装置が構造複雑かつ高価になるのみならず、スクリュの回転に伴う剪断やシリンダからの伝熱により合成樹脂の熱劣化が生じ易い。加えて、原料交換を行う際、多量の原料樹脂及び時間を要する原因にもなつていた。【解決手段】樹脂原料を、シリンダ2に内挿させたスクリュ1によつて溶融させると共に、ガス注入部6から注入させた超臨界状態又はガス状態の不活性ガスを混練・混合して分散させ、下流に位置する少なくとも1つのベント口14,15,16から、揮発性物質を不活性ガスと共に除去する溶融樹脂の脱揮方法において、少なくとも1つの前記ベント口14,15,16を大気圧よりも高圧の所定圧力に維持した状態で、前記揮発性物質を不活性ガスと共にシリンダ2の外部に排出させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原料投入部(3)からシリンダ(2)内に投入した樹脂原料を、シリンダ(2)に内挿させたスクリュ(1)によつて下流に向けて移送させながら溶融させると共に、ガス注入部(6)からシリンダ(2)内に注入させた不活性ガスを高圧状態の溶融樹脂中に分散させ、ガス注入部(6)よりも下流に位置する少なくとも1つのベント口(14,15,16)から、樹脂原料に含有される揮発性物質を不活性ガスと共に除去する溶融樹脂の脱揮方法において、 少なくとも1つの前記ベント口(14,15,16)を大気圧よりも高圧の所定圧力に維持した状態で、前記揮発性物質を不活性ガスと共にシリンダ(2)の外部に排出させることを特徴とする溶融樹脂の脱揮方法。
IPC (1件):
B29C47/76
FI (1件):
B29C47/76
Fターム (6件):
4F207AB01 ,  4F207AB16 ,  4F207KA01 ,  4F207KA17 ,  4F207KL42 ,  4F207KL47
引用特許:
審査官引用 (2件)

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