特許
J-GLOBAL ID:200903038139828480

高圧噴射式エンジンの燃料圧力制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-002116
公開番号(公開出願番号):特開平6-200857
出願日: 1993年01月08日
公開日(公表日): 1994年07月19日
要約:
【要約】【目的】 燃料系のベーパによる高圧燃料ポンプの潤滑不良を防止するとともに、良好なエンジン始動性を得る。【構成】 燃料センサの出力信号に基づいて高圧燃料系に燃料が検出されたか否かを調べ、燃料が検出された場合、燃料検出継続時間カウント値Cを設定値CS と比較する。そして、C≧CS のとき、高圧用電磁式プレッシャレギュレータを全閉として、スタータモータ通電禁止フラグFSTをクリアしてスタータモータに対する通電を許可する。その結果、スタータモータ通電禁止フラグFSTがクリアされることでエンジンが始動されると、潤滑不良による焼付き、かじり等を生じることなく高圧燃料ポンプが作動し、すばやい圧力上昇を可能にして、気体圧縮による圧力のオーバーシュートや空噴射などを回避し、良好な始動性能を得ることができる。
請求項(抜粋):
燃焼室へ燃料を直接噴射する高圧噴射式エンジンの燃料圧力制御方法において、エンジン始動時に、スタータモータへの通電を禁止して高圧燃料系の高圧燃料ポンプを非作動状態にするとともに、上記高圧燃料系に燃料を供給する低圧燃料系のフィードポンプを作動させ、上記高圧燃料ポンプを経て上記高圧燃料系に充填された燃料を検出する状態が設定時間継続したとき、上記スタータモータへの通電を許可して上記高圧燃料ポンプを作動可能状態とすることを特徴とする高圧噴射式エンジンの燃料圧力制御方法。
IPC (6件):
F02N 11/08 ,  F02D 41/06 395 ,  F02M 37/00 ,  F02M 37/08 ,  F02M 37/20 ,  F02N 17/08

前のページに戻る