特許

J-GLOBAL ID：200903038155009597

水底に沈澱した流出原油あるいは廃水による有機性堆積物の浄化方法

発明者： 赤沼 正光
出願人/特許権者： 赤沼 正光 ,  有限会社小林環境科学研究所
代理人 (1件)： 清水 猛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-206141
公開番号（公開出願番号）：特開平5-023694
出願日： 1991年07月24日
公開日（公表日）： 1993年02月02日
要約：

【要約】【目的】 事故等により流出し、未回収のまま拡散して水底に沈澱した原油成分、あるいは長期の廃水による有機性堆積物を除去するに当たって、環境への影響がなく、比較的容易で、迅速かつ安定的に分解、浄化する方法を提供する。【構成】 水底に設置したエアレーターから発生する微細気泡により、水底に沈澱した流出原油もしくは長期の廃水による水底の有機性堆積物を浮上させ、同時に溶存酸素濃度を高め、好気性菌により分解され易い状態にするエアレーションシステム、光合成細菌と栄養剤を担持し、それらの徐放により、周囲に高密度の光合成細菌層を出現させ、浮上物に対し強力な分解機能を発揮するバイオフェンスシステムの2種のシステムから構成される。

請求項（抜粋）：

海水域あるいは河川や湖沼などの淡水域に流出して水底に沈澱した原油あるいは長期間の廃水による有機性堆積物を、水底に設置したエアレーターから発生する微細気泡によって浮上させると共に、その溶存酸素濃度を高めた後、浮上水流を水中に敷設した光合成細菌が担持されたバイオフェンスの間を透過させ、光合成細菌により浮上水流中の有機性物質を分解浄化することを特徴とする水底に沈澱した流出原油あるいは廃水による有機性堆積物の浄化方法。

IPC (9件)：

C02F 7/00 ,  C02F 1/24 ,  C02F 3/06 ,  C02F 3/10 ,  C02F 3/20 ,  C02F 3/34 ,  C02F 9/00 ,  C02F 11/00 ,  C02F 11/02