特許
J-GLOBAL ID:200903038155783802
被検体検出方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-138714
公開番号(公開出願番号):特開平10-332594
出願日: 1997年05月28日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】【課題】 検体試料中の複数種類の被検体それぞれをS/N比よく検出する。【解決手段】 第1の検出プローブは、ドナー蛍光分子21aを有するドナープローブ20aとアクセプタ蛍光分子31aを有するアクセプタプローブ30aとからなり、第2の検出プローブは、ドナー蛍光分子21bを有するドナープローブ20bとアクセプタ蛍光分子31bを有するアクセプタプローブ30bとからなる。ここで、ドナー蛍光分子21aおよび21bは同一のものであり、アクセプタ蛍光分子31aおよび31bも同一のものである。第1および第2の検出プローブそれぞれは、互いに異なる種類の被検体10aおよび10bそれぞれに対になって結合し、このとき、ドナー蛍光分子とアクセプタ蛍光分子との間の距離が互いに異なり、同一波長の励起光照射に対して、互いに異なる応答特性で、同一波長の蛍光を発生する。被検体10aおよび10bそれぞれは、この応答特性の相違に基づいて検出される。
請求項(抜粋):
被検体に対になって結合したときに一定距離だけ隔てて配されて励起光照射に対して蛍光共鳴エネルギ移動現象を起こし所定の応答特性で蛍光を発生するドナー蛍光分子およびアクセプタ蛍光分子それぞれを有するドナープローブおよびアクセプタプローブそれぞれからなる検出プローブであって、互いに同一の前記ドナー蛍光分子および前記アクセプタ蛍光分子を有し、互いに異なる種類の被検体に対になって結合し、互いに異なる応答特性で蛍光を発生する複数種類の検出プローブを、検体試料中に混入する第1のステップと、一定周波数で強度変調された励起光を前記検体試料に照射するとともに、前記複数種類の検出プローブそれぞれについて、被検体に対になって結合している該検出プローブの応答特性に基づいて該検出プローブから発生する蛍光を周波数ドメイン時間分解光計測法により識別し、その識別された蛍光に基づいて該検出プローブが結合している被検体を検出する第2のステップと、を備えることを特徴とする被検体検出方法。
IPC (3件):
G01N 21/78
, G01N 21/64
, G01N 33/533
FI (3件):
G01N 21/78 C
, G01N 21/64 Z
, G01N 33/533
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