特許
J-GLOBAL ID:200903038157602538

バーナ用電極碍子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久木元 彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-179355
公開番号(公開出願番号):特開2002-333134
出願日: 2001年05月11日
公開日(公表日): 2002年11月22日
要約:
【要約】【課題】 オイルバーナの点火のための電極と高圧ケーブルとの接続部を保持する電極碍子は結露した水滴が溜まることによる接続部の絶縁不良または火花発生を防止することのできる排水性の良い構造が望まれる。【解決手段】 本発明にかかるブッシング1は従来例と同じく管状部1aと頭部1bとから成り管状部1aと頭部1bとを貫通する火花を発生させる電極18のための貫通孔1cが形成されてなり、頭部1bの表面は凸部1dを形成し、頭部の外縁1g、凸部1dの縁、凸部と平面部との境の隅部1hにはRを形成し、貫通孔1cの中心から見て凸部は角部を頂点とする波形を提供する如くに形成し、結露により生じる水は頭部の表面を留まることなく流下し、ゴムキャップ16の外に排出されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
オイルバーナの自動点火装置の点火用変圧器(11)から延在する高圧ケーブル(15)とノズルユニット(19)の先端のノズル(14)の先方まで延在する火花発生用の電極(18)との接続部に配置される電極碍子(1)であって、該電極碍子(1)は管状部(1a)、該管状部の一方端に管状部(1a)と一体的に形成され管状部より大なる直径の頭部(1b)とからなり、管状部(1a)と頭部(1b)の中心には両者を貫通する電極(18)挿入用の電極貫通孔(1c)が穿孔され、頭部(1b)の管状部(1a)とは反対側の表面の外縁部(1g)はRが形成されてなり、かつ、該表面には段差を付けて高くした複数個の凸部(1d)が形成されてなり、凸部(1d)の縁と、凸部と平面部(1e)との境の隅部(1h)をR形状とし、各凸部(1d)は頭部(1b)の外縁まで延在する歯車の歯の輪郭の突出部分から成り、高圧ケーブル(15)と電極(18)との接続部を覆うゴムキャップ(16)の先端縁部は該表面との接触状態において該凸部(1d)の先端部分の表面と接触し、結露により生じる水は管状部(1a)とは反対側の表面を留まることなく流下し、ゴムキャップ(16)の外へ排出される構成としたことを特徴とする電極碍子。

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