特許
J-GLOBAL ID:200903038159293869

内燃機関のバルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-320769
公開番号(公開出願番号):特開平5-156973
出願日: 1991年12月04日
公開日(公表日): 1993年06月22日
要約:
【要約】【目的】ポンピングロスを低減させると共に燃料系からの蒸発燃料を吸気通路での発生負圧を利用して吸気通路へ確実にパージさせる。【構成】可変バルブタイミング機構(VVT)23は吸気バルブ9の開閉タイミングを可変とする。VVTECU41は各種センサの検出値に基づき、エンジン1のポンピングロスを低減させるように吸気バルブ9の開閉タイミングを制御すべくVVT23を駆動制御する。又、VVTECU41は、キャニスタ81が所定量以上のベーパを吸着した状態でパージ実行条件が成立したときに、VSV84を開くと共に吸気バルブ9の閉じタイミングを進角させるようにVVT23を駆動制御する。従って、キャニスタ81がベーパで満杯になる前に、そのベーパをパージさせるべき条件となったときに限って吸気通路7での負圧の発生が促進され、その発生負圧をパージに利用可能となる。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して所定のタイミングで駆動され、燃焼室に通じる吸気通路及び排気通路をそれぞれ開閉する吸気バルブ及び排気バルブと、前記吸気バルブの開閉タイミングを可変にするために駆動される可変バルブタイミング機構と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき、前記内燃機関のポンピングロスを低減させるように前記吸気バルブの開閉タイミングを制御すべく前記可変バルブタイミング機構を駆動制御する第1の駆動制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記内燃機関の燃料系における蒸発燃料を一時吸着可能なキャニスタと、前記キャニスタに吸着された蒸発燃料を前記吸気通路での発生負圧を利用して前記吸気通路にパージさせるパージ実行手段と、前記キャニスタにおける蒸発燃料の吸着状態相当値を検出する吸着状態検出手段と、前記運転状態検出手段及び前記吸着状態検出手段の検出結果に基づき、前記キャニスタが所定量以上の蒸発燃料を吸着した状態でかつ蒸発燃料をパージさせるべき条件であると判断したときに、前記吸気バルブの開閉タイミングのうち少なくとも閉じタイミングを進角させるように前記可変バルブタイミング機構を駆動制御する第2の駆動制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のバルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 43/00 301 ,  F02D 43/00 ,  F02M 25/08 301

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