特許
J-GLOBAL ID:200903038160271615
音声速度変換方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-009737
公開番号(公開出願番号):特開平6-222794
出願日: 1993年01月25日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【目的】 波形の不連続性が少なく、かつデータの欠落をあまり生じずに音声の再生時間を任意に変える。【構成】 有限時間長Tの第1の信号と第1の信号に続く有限時間長Tの第2の信号に振幅が相補的に変化する窓関数をそれぞれ乗じてから、相関関数の値が最大となる時間遅れTcの位置で加算し、加算した信号と加算した信号に続く信号を時間軸変換比αとTcとTに基づいて決定した時間長だけ出力し、これらの処理を繰り返す。【効果】 窓関数を乗じてから加算することにより振幅の不連続が少なくなり、相関関数の値が最大となる時間遅れの位置で加算することにより位相の不連続が少なくなり、出力時間長をαとTcとTに基づいて決定することにより、信号の欠落が少なく再生時間を任意に変える。
請求項(抜粋):
有限時間長Tの第1の信号と該第1の信号に続く有限時間長Tの第2の信号との相関関数を計算して該相関関数の値が最大となる時間遅れTcを求め、前記第1の信号と前記第2の信号に前記相関関数の値が最大となる時間遅れTcに基づいて決定した時間的に振幅が相補的に変化する窓関数をそれぞれ乗じ、前記窓関数を乗じた第1の信号と前記窓関数を乗じた第2の信号とを前記相関関数の値が最大となる時間遅れTcの位置で加算し、前記加算した信号に第3の信号を連続して出力し、前記加算した信号と前記第3の信号とを時間軸変換比α(=出力時間/入力時間)と相関関数の値が最大となる時間遅れTcと有限時間長Tに基づいて決定した時間長だけ出力し、次回の処理における第1の信号と第2の信号の開始点を時間軸変換比αと相関関数の値が最大となる時間遅れTcと有限時間長Tに基づいて決定し、上述した全ての処理を繰り返すことにより音声の再生時間を原音の長さに対して変化させることを特徴とする音声速度変換方法。
IPC (2件):
引用特許:
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