特許
J-GLOBAL ID:200903038163727563

流体継ぎ手の締結力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 福岡 正明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-365462
公開番号(公開出願番号):特開平11-182670
出願日: 1997年12月19日
公開日(公表日): 1999年07月06日
要約:
【要約】【課題】 ロックアップクラッチを有する流体継ぎ手において、登坂走行時に運転者の操作を適切に反映したロックアップクラッチの締結力の制御を実現することを課題とする。【解決手段】 当該車両の車速を検出する車速センサからの信号、エンジンのスロットル開度を検出するスロットル開度センサからの信号などを入力して、これらの検出結果と車速及びスロットル開度をパラメータとして予め設定された締結力特性マップとに基づいてロックアップクラッチの制御領域を判定すると共に、その領域に応じて該ロックアップクラッチ26の制御用のデューティソレノイドバルブを制御するコントロールユニットを備える。そして、スリップ制御中に登坂走行を検出したときに、スロットル開度の増加量が所定の判定基準値よりも大きいときにスリップ制御を解除してコンバータ状態へ移行させるようにする。
請求項(抜粋):
エンジンに連結された入力要素と駆動輪側部材に連結された出力要素との間に設けられて、これらの入出力要素を締結する状態と両要素を解放する状態とに選択的に設定されるロックアップクラッチを有する流体継ぎ手と、上記ロックアップクラッチの締結力を調整する締結力調整手段と、エンジンのスロットル開度に関する値を検出するスロットル開度検出手段と、当該車両の車速に関する値を検出する車速検出手段と、スロットル開度に関する値と車速に関する値とをパラメータとして予め設定された締結力特性と上記両検出手段の検出結果とに基づいて上記締結力調整手段を制御する締結力制御手段とが備えられた流体継ぎ手の締結力制御装置であって、当該車両の登坂状態を検出する登坂検出手段が設けられていると共に、上記締結力制御手段は、上記ロックアップクラッチの締結状態において登坂状態が検出された場合に、その検出後におけるスロットル開度の増加量が所定の判定基準値以上となったときに、ロックアップクラッチが解放状態となるように上記締結力調整手段を制御することを特徴とする流体継ぎ手の締結力制御装置。
IPC (3件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:66

前のページに戻る