特許
J-GLOBAL ID:200903038164686739

アレイ導波路型回折格子およびその光透過中心波長補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 清
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001008944
公開番号(公開出願番号):WO2002-033462
出願日: 2001年10月11日
公開日(公表日): 2002年04月25日
要約:
アレイ導波路型回折格子を構成する2つのスラブ導波路のうち少なくとも一方のスラブ導波路を基板と共に交差分離面(8)で切断分離させる。そして、分離スラブ導波路(3a)を含む基板上に形成された導波路形成領域と分離スラブ導波路(3b)を含む基板上に形成された導波路形成領域とに跨って、スライド移動部材(17)が設けられる。スライド移動部材(17)を塑性変形させることによって、初期透過中心波長のズレを補正し、グリッド波長に合わせる。該スライド移動部材(17)によって、分離スラブ導波路(3a)を交差分離面(8)に沿って温度に依存してスライド移動させることにより、アレイ導波路型回折格子の光透過中心波長の温度依存性を低減させる。
請求項(抜粋):
1本以上の光入力導波路と、該光入力導波路の出射側に接続された第1のスラブ導波路と、該第1のスラブ導波路の出射側に接続され、互いに設定量異なる長さの複数並設されたチャネル導波路から成るアレイ導波路と、該アレイ導波路の出射側に接続された第2のスラブ導波路と、該第2のスラブ導波路の出射側に複数並設接続された光出力導波路とを有する導波路構成を基板上に形成し、前記第1のスラブ導波路と第2のスラブ導波路の少なくとも一方をスラブ導波路を通る光の経路と交わる交差面で分離して分離スラブ導波路と成し、この分離された分離スラブ導波路の少なくとも一方側を前記分離面に沿って温度に依存してスライド移動することによりアレイ導波路型回折格子の光透過中心波長の温度依存性を低減するスライド移動部材が設けられており、該スライド移動部材の長さを前記スライド移動方向の塑性変形によってアレイ導波路型回折格子の光透過中心波長の設定波長からのずれを補正する長さとしていることを特徴とするアレイ導波路型回折格子。
IPC (2件):
G02B6/12 ,  G02B5/18
FI (2件):
G02B6/12 F ,  G02B5/18

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