特許
J-GLOBAL ID:200903038168647185

DBFレーダ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-357950
公開番号(公開出願番号):特開2002-162460
出願日: 2000年11月24日
公開日(公表日): 2002年06月07日
要約:
【要約】【課題】素子アンテナ別の位相補正を特殊な装置を用いることなく行うことができるDBFレーダ装置を提供すること。【解決手段】本発明のDBFレーダ装置は位相補正手段を備えており、その位相補正手段は、検出された所定のターゲットに関するビート周波数データについて、選択された一つの素子アンテナチャネルに関するビート周波数データの位相回転処理およびDBF合成演算処理を繰り返し実行し、DBF合成演算処理毎に走査方向の信号レベルプロファイルを求めそのプロファイルに現れるピーク形状の鋭さであるQ値を算出し、Q値の増加率が所定値未満となったときまたはQ値の算出回数が所定値を越えたときの合計位相回転量を選択された素子アンテナチャネルの位相補正値として位相ズレの補正を行う。
請求項(抜粋):
複数の素子アンテナを有する受信アンテナを有し、前記各素子アンテナで受信した信号に送信信号をミキシングしてビート信号を生成し、前記ビート信号をA/D変換してデジタルビート信号とし、前記デジタルビート信号をビート周波数データにフーリエ変換し、前記素子アンテナ毎のビート周波数データにDBF合成演算処理を施して複数のレーダビームを電子的に生成することによりレーダビーム走査を行いターゲットの位置及び速度の検出を行うDBFレーダ装置において、前記各素子アンテナで受信した信号をそれぞれ伝達する各素子アンテナチャネルでの位相ズレを補正する位相補正手段を備え、前記位相補正手段は、検出された所定のターゲットに関するビート周波数データについて、選択された一つの素子アンテナチャネルに関するビート周波数データの位相回転処理およびDBF合成演算処理を繰り返し実行し、前記DBF合成演算処理毎に走査方向の信号レベルプロファイルを求めそのプロファイルに現れるピーク形状の鋭さを反映する鋭さ反映値を算出し、前記鋭さ反映値の増加率が所定値未満となったときまたは前記鋭さ反映値の算出回数が所定値を越えたときの合計位相回転量を前記選択された素子アンテナチャネルの位相補正値としてターゲット検出処理時の位相補正を行うことを特徴とするDBFレーダ装置。
IPC (3件):
G01S 7/02 ,  G01S 7/40 ,  G01S 13/34
FI (3件):
G01S 7/02 F ,  G01S 7/40 C ,  G01S 13/34
Fターム (10件):
5J070AB17 ,  5J070AC01 ,  5J070AC06 ,  5J070AD06 ,  5J070AD09 ,  5J070AH31 ,  5J070AH35 ,  5J070AK22 ,  5J070AK32 ,  5J070BA01

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