特許
J-GLOBAL ID:200903038173929920

差動歯車の内側支持部を有する差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014153
公開番号(公開出願番号):特開平9-210178
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【目的】 差動歯車の突き合わせ条件及び負荷条件をそれらの貫通孔内で改善された差動装置を提供する。【構成】 バスケット区分と、2つのカバー部材とから成っていて差動ギヤハウジング内に回転可能に支承されている駆動可能な差動バスケットと、差動バスケット内に同軸的に回転可能に支承された2本の軸動シャフト歯車と、バスケット区分における軸平行の円筒状孔内にそれらの歯先で滑動して受容されている2セットの差動歯車とを備えており、この場合、軸平行の円筒状孔が、バスケット区分における貫通孔として構成されており、かつ差動歯車が、スペースピンを有しており、かつスペースピンの端部に滑り軸受区分が形成されており、さらに差動バスケットにおいてバスケット区分の軸方向で外側に、前記の滑り軸受区分に適合された滑り軸受個所が形成されている。
請求項(抜粋):
バスケット区分(12)と、このバスケット区分を端部側で閉鎖する2つのカバー部材(13,14)とから成っていて差動ギヤハウジング内に回転可能に支承されている駆動可能な差動バスケット(11)と、バスケット区分(12)内の同軸的な円筒状孔内に受容されていてかつそれぞれ軸動シャフトと結合可能である、差動バスケット(11)内に同軸的に回転可能に支承された2本の軸動シャフト歯車(21,22)と、バスケット区分における軸平行の円筒状孔(25,26)内にそれらの歯先で滑動して受容されているそれぞれ少なくとも1つの差動歯車を有する2セットの差動歯車(27,28)とを備えており、この場合、両方のセットの差動歯車(27,28)がそれぞれ、軸動シャフト歯車(21,22)と、他方のセットのそれぞれ少なくとも1つの差動歯車とに噛み合っており、さらに、差動歯車(27,28)のための軸平行の円筒状孔(25,26)が、バスケット区分における貫通孔として構成されており、かつ差動歯車(27,28)が、歯区分(29,33)と、これに続くスペースピン(30,34)とを有しており、さらに、差動歯車(27,28)が、円筒状孔(25,26)の端部において差動バスケット(11)のカバー部材(13,14)に支持されている形式の差動装置において、スペースピン(30,34)の端部に滑り軸受区分(31,35)が形成されており、さらに差動バスケット(11)においてバスケット区分(12)の軸方向で外側に、前記の滑り軸受区分に適合された滑り軸受個所(32,36)が形成されていることを特徴とする、差動歯車の内側支持部を有する差動装置。
IPC (2件):
F16H 48/10 ,  F16H 48/20
FI (2件):
F16H 1/42 ,  F16H 1/45
引用特許:
審査官引用 (3件)

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