特許
J-GLOBAL ID:200903038175287569

スペクトル拡散受信装置、およびスペクトル拡散受信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-010410
公開番号(公開出願番号):特開2001-203608
出願日: 2000年01月19日
公開日(公表日): 2001年07月27日
要約:
【要約】【課題】 RAKE合成するパスの信号間で熱雑音や干渉の時間相関が大きい場合、RAKE合成による信号電力比の改善効果は少なく、RAKE合成することにより、却って信号電力比が劣化する可能性もある。【解決手段】 電力巡回積分を行うことにより信号電力比を改善した相関電力値より作成した遅延プロファイルを用いて第1のパスの検出を行うとともに、干渉や熱雑音の時間相関を考慮して予め演算された補正係数を記憶する補正係数記憶手段より、検出した第1のパス信号の遅延時間の偏差に応じて読み出した補正係数を用いて遅延プロファイルの相関電力値を補正し、補正した遅延プロファイルから第2のパスを検出するRAKE合成パスタイミング検出器を備えた。
請求項(抜粋):
拡散変調して送信されたスペクトル拡散信号を、所定時間遅延させた逆拡散符号を用いて逆拡散することにより、所定の遅延時間の信号を前記スペクトル拡散信号より分離する複数の逆拡散手段、これらの逆拡散手段が逆拡散した信号をRAKE合成する合成手段、前記逆拡散手段に供給される逆拡散符号を外部から入力された遅延制御信号に応じて遅延させる遅延手段を有するRAKE合成手段と、前記スペクトル拡散信号と参照用拡散符号の相関値を電力に変換した相関電力値とその遅延時間より遅延プロファイルを作成する遅延プロファイル作成手段、干渉と熱雑音の時間相関より予め演算された補正係数を遅延時間の偏差ごとに記憶する補正係数記憶手段、相関電力値が最大となる信号の遅延時間と前記遅延プロファイルの信号の遅延時間の偏差を測定し、測定した偏差に応じて前記補正係数記憶手段から読み出した補正係数と前記遅延プロファイルのうち最大の相関電力値を乗算した乗算値を用いて前記遅延プロファイルの相関電力値を補正する遅延プロファイル補正手段、前記遅延プロファイル作成手段が作成した遅延プロファイルのうち相関電力値が最大になる信号を検出し、検出された信号の遅延時間を第一の遅延制御信号として、前記遅延プロファイル補正手段が補正した遅延プロファイルのうち相関電力値が最大になる信号の遅延時間を第二の遅延制御信号として前記遅延手段に出力する信号検出手段を有するRAKE合成信号検出手段を備えたことを特徴とするスペクトル拡散受信装置。
IPC (2件):
H04B 1/707 ,  H04B 1/10
FI (2件):
H04B 1/10 L ,  H04J 13/00 D
Fターム (15件):
5K022EE02 ,  5K022EE32 ,  5K022EE35 ,  5K052AA01 ,  5K052BB01 ,  5K052CC00 ,  5K052DD03 ,  5K052DD18 ,  5K052FF32 ,  5K052GG19 ,  5K052GG23 ,  5K052GG26 ,  5K052GG41 ,  5K052GG45 ,  5K052GG48
引用特許:
審査官引用 (3件)

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