特許
J-GLOBAL ID:200903038177621415
航空機用防爆システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
赤澤 一博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-308818
公開番号(公開出願番号):特開2002-114199
出願日: 2000年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月16日
要約:
【要約】【課題】従来航空機の防爆システムはメインエンジンを空気供給ユニットとして用いていた。そして機体降下時には必要となる防爆ガスの量は増大するにも関わらず、メインエンジンの出力が絞られているため、十分な量の防爆ガスを生成することができなかった。そのため燃料タンク内の酸素濃度が上昇し、爆発の危険が高まってしまうという課題があった。【解決手段】防爆システムの空気供給ユニットとしてメインエンジン2とは別のガスタービンたる補助動力装置11を利用するという手段をとる。すなわち操縦桿ポジションセンサ15,フライトコントロールコンピュータ16,残燃料検知センサ18からの信号を得た防爆システム制御装置17を通して補助動力装置11の起動、停止等の制御をなすことによってメインエンジン2の出力が絞られた状態でも十分な量の防爆ガスを生成することができることとなった。
請求項(抜粋):
空気から酸素を選択的に除去して酸素濃度が低下した防爆ガスを生成し、これを燃料タンクまたは燃料系統機器に充填する機能を有した防爆ガス発生ユニットと、ガスタービンの形態を有しその発生動力によって空気を圧縮し、これを前記防爆ガス発生ユニットに供給する空気供給ユニットと、飛行状況に応じて前記空気供給ユニットの作動を制御する制御装置とを有することを特徴とした、航空機用防爆システム。
引用特許:
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