特許
J-GLOBAL ID:200903038185557025

A-D入力回路の故障検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-174252
公開番号(公開出願番号):特開2003-037501
出願日: 1995年05月31日
公開日(公表日): 2003年02月07日
要約:
【要約】【目的】 A-D入力回路の故障検出能力の向上を図る。【構成】 複数個のマルチプレクサ1A、1Bと、A-Dコンバータ3とを切換え手段13を介して接続し、出力レジスタRを設けて、そのレジスタRがA-Dコンバータ3の出力データによって更新されるようにしたA-D入力回路の、マルチプレクサ1Aのアナログ2入力10A3と10A4に、電源電圧Vccとグランド電圧Eを入力する。また、マルチプレクサ1Bのアナログ2入力10B3と10B4とを並列にして、同じアナログ信号を入力する。こうすると、レジスタRへの電源電圧Vccの変換出力は全ビットが「1」、グランド電圧Eは全ビットが「0」となり、これ以外の出力なら、レジスタRのビット固着を検出できる。その際、切換え手段13が間違ってマルチプレクサ1Bを選択すると、レジスタRには同じ変換出力が入力し、これ以外ならスイッチ手段13の故障が検出できるので、A-D入力回路の故障検出能力の向上が図れる。
請求項(抜粋):
複数のアナログ入力を有する複数個のマルチプレクサと、1つのA-Dコンバータとを前記複数個のマルチプレクサ出力のいずれか1つをA-Dコンバータと接続する切換え手段を介して接続するとともに、前記A-Dコンバータが出力するマルチプレクサの各アナログ入力を変換したデジタル出力を記憶する出力レジスタを設け、その出力レジスタが切換え手段を切り換えて接続された各マルチプレクサのアナログ入力のA-D変換出力データによって更新されるようにしたA-D入力回路の、前記複数個の中の一つのマルチプレクサの複数のアナログ入力の内の2つに、それぞれ前記A-D入力回路の電源電圧及び基準グランド電圧に相当する信号を入力し、一方、前記マルチプレクサの2つの入力の変換結果が格納される出力レジスタを更新する他のマルチプレクサの2つの入力を並列に接続し、同じアナログ入力信号が入力されるようにして、A-Dコンバータから前記レジスタに出力されるデジタル変換出力から出力レジスタと切換え手段の故障を検出するA-D入力回路故障検出方法。
Fターム (6件):
5J022AA01 ,  5J022AC04 ,  5J022BA06 ,  5J022CE08 ,  5J022CF07 ,  5J022CF08

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