特許
J-GLOBAL ID:200903038192115771

熱転写型プリンタの紙送り機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 敬之助
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-005119
公開番号(公開出願番号):特開平5-185668
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 受像紙をプラテンに沿って折り曲げるように搬送する紙送り機構における受像紙の位置決め精度の向上と、プラテン周りの構造の簡素化を図ること。【構成】 サーマルヘッドの紙送り上流側のプラテン2と周接する位置に紙送りピンチローラ1を、紙送り下流側にキャプスタン3を配置し、キャプスタン3の一方の軸端にはモータ5を、他軸端には駆動ギア6を固定させて、ギア6と噛み合って回動する揺動歯車7、8を取り付けて遊星歯車機構9を構成させる。そして、ワンウェイクラッチ14を介して正転ギア11を、トルクリミッタ13を介して逆転ギア12を相互に干渉しないように同軸上に取り付け、紙送り方向の際には駆動ギア6を正転ギア11に、紙戻し時には駆動ギア6を逆転ギア12に選択的に噛み合わせる。
請求項(抜粋):
サーマルヘッドとプラテンとを含む熱転写型プリンタにおいて、サーマルヘッドからみて紙送り上流側で、プラテンと周接する位置に紙送りピンチローラを配設し、さらにサーマルヘッドからみて紙送り下流側でプラテンから若干離れた位置にキャプスタンを配置するとともに、前記キャプスタンを駆動手段に接続し、また前記プラテンの軸端に印字送り方向に回転させる正転ギアと、紙戻し方向に回転させる逆転ギアを相互に干渉しないように同軸上に配設し、前記正転ギアは紙送り方向をロック方向とするワンウェイクラッチを介して、また前記逆転ギアはトルクリミッタを介して前記プラテン軸端に挿通し、前記プラテンと前記キャプスタンを紙送り方向と紙戻し方向とで回転数の異なる伝動機構を介して接続し、紙送り方向の際は前記プラテンの正転ギアとキャプスタンが、紙戻し時には前記プラテンの逆転ギアとキャプスタンが噛み合い、紙送り時にはキャプスタンの周速度をプラテンの周速度よりも大きくなるように、また紙戻し時にはプラテンの周速度がキャプスタンの周速度よりも大きくなるように設定したことを特徴とする熱転写型プリンタの紙送り機構。
IPC (4件):
B41J 11/00 ,  B41J 2/325 ,  B41J 13/00 ,  B41J 13/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-108576
  • 特開平3-183581
  • 特開平2-108576
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