特許
J-GLOBAL ID:200903038198288015

摩擦車式無段変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-049872
公開番号(公開出願番号):特開平7-233860
出願日: 1994年02月22日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 トルク及び変速比に応じてトルクシフトを補正することができるようにする。【構成】 油圧シリンダ装置のロー側油室130と変速制御弁150とを連通する油路166に、ハイ側油室128の油圧とロー側油室130の油圧との差圧を変化させる排出バルブ500が設けられている。排出バルブ500は、排出バルブ500内の油圧を排出可能な排出穴501と、これの軸方向への移動により、排出穴501から排出される油圧及び油路166から供給される油圧を可変なスプール504と、を有している。スプール504は、推力カム装置400の軸方向の移動に連動して、これの軸方向に移動可能に構成されている。
請求項(抜粋):
入力ディスク(18)と、出力ディスク(20)と、両ディスクによって形成されるトロイド状の溝内に両ディスクと摩擦接触するように配置される摩擦ローラ(22)と、入力ディスク(18)の摩擦ローラ(22)接触面とは反対側である背面側に設けられるとともに入力トルクに応じた推力を入力ディスク(18)に発生する推力カム装置(400)と、摩擦ローラ(22)を偏心軸(80)を介して回転自在に支持するとともに両ディスクの軸心に直交する回転軸部(83b)を中心として回動可能かつ上記回転軸部(83b)の軸方向に移動可能なローラ支持部材(83)と、ローラ支持部材(83)を上記回転軸部(83b)の軸方向のハイ側及びロー側にそれぞれ駆動可能なハイ側油室(128)及びロー側油室(130)を備えた油圧シリンダ装置と、油圧シリンダ装置の油圧を制御する変速制御弁(150)と、を有する摩擦車式無段変速機の変速制御装置において、上記油圧シリンダ装置の上記ロー側油室(130)と上記変速制御弁(150)とを連通する油路(166)に、上記ハイ側油室(128)の油圧とロー側油室(130)の油圧との差圧を変化させる排出バルブ(500)が設けられており、排出バルブ(500)は、排出バルブ(500)内の油圧を排出可能な排出穴(501)と、これの軸方向への移動により、排出穴(501)から排出される油圧及び油路(166)から供給される油圧を可変なスプール(504)と、を有しており、スプール(504)は、上記推力カム装置(400)の軸方向の移動に連動してこれの軸方向に移動するように構成されている、ことを特徴とする摩擦車式無段変速機の変速制御装置。
IPC (2件):
F16H 15/38 ,  F16H 61/00

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