特許
J-GLOBAL ID:200903038199638290

動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-040308
公開番号(公開出願番号):特開平9-210152
出願日: 1996年02月05日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 プラネタリギヤセット間ではすば歯車からなる段付ピニオンを介して動力を伝達する動力伝達装置において、段付ピニオンにかかるスラスト力を平衡させる。【解決手段】 動力伝達装置は、異径のはすば歯車からなるピニオンギヤP1,P2を一体化した段付ピニオンPと、そのキャリアC1と、ピニオンギヤP1に噛合するリングギヤR1と、ピニオンギヤP2に噛合するサンギヤS2とを備え、キャリアC1、リングギヤR1、サンギヤS2のうちの1つの要素を反力要素として他の2要素間で段付ピニオンPを介して動力を伝達する。ピニオンギヤP1,P2の歯すじのねじれ角βD 1 D 2 相互の関係を、段付ピニオンPがスラスト力を他の部材に作用させないように、両はすば歯車の径D1 ,D2 の比に基づいて設定した。
請求項(抜粋):
相互に径の異なるはすば歯車からなる一体化された第1及び第2のピニオンギヤと、該第1及び第2のピニオンギヤを回転自在に支承するキャリアと、前記第1のピニオンギヤに噛合するはすば歯車からなるリングギヤと、前記第2のピニオンギヤに噛合するはすば歯車からなるサンギヤと、を備えるプラネタリギヤセットであって、前記キャリア、リングギヤ、サンギヤのうちの1つの要素を反力要素として他の2要素間で前記第1及び第2のピニオンギヤを介して動力を伝達する動力伝達装置において、前記第1及び第2のピニオンギヤの歯すじのねじれ角相互の関係を、前記第1及び第2のピニオンギヤがスラスト力を他の部材に作用させないように両はすば歯車の径の比に基づいて設定したことを特徴とする動力伝達装置。
IPC (2件):
F16H 3/44 ,  F16H 3/62
FI (2件):
F16H 3/44 Z ,  F16H 3/62 Z

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