特許
J-GLOBAL ID:200903038201651304

容量式センサ及び車両用エアバッグシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 明夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-271695
公開番号(公開出願番号):特開平7-128362
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 小規模な電子回路とマイコン併用により加速度等の物理量を検出でき、センサの感度を容易に可変調整できる容量式センサを提供する。【構成】 容量式センサの固定電極202と固定電極207に互いに逆位相のパルス電圧をインバータを介して印加する。固定電極202・可動電極206間の静電容量C1と固定電極202に印加されるパルス電圧のハイレベルV1の積C1V1と、固定電極207・可動電極206間の静電容量C2と固定電極207に印加されるパルス電圧のハイレベルV2の積C2V2との差を電荷検出器104で検出し、マイコン106によりC1V1=C2V2になるようV1,V2を制御する。V1は基準電圧VREFとの関係でV1=VREF-V2で、C1V1=C2V2の条件の下で、(2V2-VREF)/VREFの関係式から可動電極の変位を算出する。VREFは調整してセンサ出力の感度を可変にした。
請求項(抜粋):
検出対象たる物理量に応動して変位する可動電極、該可動電極を介在させた状態で対向配置される第1の固定電極,第2の固定電極を備えた容量式センサにおいて、前記第1の固定電極と第2の固定電極に互いに逆位相のパルス電圧を印加する手段と、前記第1の固定電極・可動電極間の静電容量C1と前記第1の固定電極に印加されるパルス電圧のハイレベルV1の積C1V1と、前記第2の固定電極・可動電極間の静電容量C2と前記第2の固定電極に印加されるパルス電圧のハイレベルV2の積C2V2との差もしくは大小を検出して、前記C1V1とC2V2とがC1V1=C2V2になるように前記第1,第2の固定電極に印加されるパルス電圧のハイレベルV1,V2を制御するフィードバック制御系とを有し、前記第1の固定電極の印加されるパルス電圧のハイレベルV1は、予め設定した基準電圧VREFと前記第2の固定電極に印加されるパルス電圧のハイレベルV2との差(V1=VREF-V2)になるように設定し、また、前記第1,第2の固定電極に印加される各パルス電圧のローレベルが接地固定され、且つ、前記C1V1=C2V2の条件の下で、(2V2-VREF)/VREFの関係式から前記可動電極の変位を算出してセンサ出力にする演算手段を備え、前記VREFはその値を可変調整できるよう設定して、このVREFを変えることでセンサ出力の感度調整を可変にしたことを特徴とする容量式センサ。
IPC (2件):
G01P 15/125 ,  B60R 21/32

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