特許
J-GLOBAL ID:200903038205183348

溶接熱影響部の軟化しにくい高強度電縫鋼管およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本多 小平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-166261
公開番号(公開出願番号):特開平6-010046
出願日: 1992年06月24日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 例えばプロペラシャフトのような各種シャフト類、自転車のフレーム等に用いられる経済的な高精度高強度電縫鋼管を提供する。【構成】 成分組成を限定した電縫鋼管を造管後に焼準と焼鈍と冷間引き抜き加工とを組み合わせて寸法精度が外径±0.15mm以下、肉厚±0.05mm以下であり、引張強度が100〜130kgf/mm2 であることを特徴とする溶接熱影響部の軟化しにくい高強度電縫鋼管およびその製造方法。【効果】 本発明によれば、100kgf/mm2 以上の強度を達成でき、アーク溶接したばあい溶接は良好であり、熱影響部の軟化程度も従来材より優れている。また、寸法精度は外径±0.15mm、肉厚±0.05mmを達成できた。
請求項(抜粋):
成分組成が重量でC:0.10〜0.20%Si:0.15〜0.50%Mn:1.3〜2.5%P:0.005〜0.020%S:0.0005〜0.0060%Al:0.01〜0.08%Ti:0.02〜0.2%B:0.0010〜0.0030%N:0.002〜0.005%Cr:0.3〜0.7%Mo:0.3〜1.0%を含有し残部Fe及び不可避的元素よりなる素材鋼スラブを仕上げ温度950°C以下Ar3 変態点以上で熱間圧延し、450°C〜700°Cで巻取った熱延コイルを電縫溶接し、引張強度が100〜130kgf/mm2 であることを特徴とする熱影響部の軟化しにくい高強度電縫鋼管の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/10 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/32

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