特許
J-GLOBAL ID:200903038213977264
音声合成方法及びシステム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-226667
公開番号(公開出願番号):特開平8-095589
出願日: 1994年09月21日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 ピッチ同期波形重畳法を利用した音声合成システムにおいて、ピッチの揺れの少ない安定した音声合成処理を実現すること。【構成】 本発明は、声門閉鎖点を重ね合わせの基準点(ピッチマーク)とすることを特徴とする。声門閉鎖点は、Dynamic Wavelet変換を用いることによって安定且つ精度よく抽出することができるので、その安定性によって、ピッチの揺れが少なく、ごろつきの少ない音声を合成することができる。また、重ね合わせの基準点と波形切り出しの基準点を別の位置に設定することにより、より柔軟な波形切り出しが可能となる。声門閉鎖点の抽出は、Dyadic Wavelet変換のローカル・ピークをサーチすることによって行われるが、好適には、Dyadic Wavelet変換のローカル・ピークをサーチするための閾値が、Dyadic Wavelet変換が得られる毎に適応的に制御される。
請求項(抜粋):
(a) ディジタル化された音声信号の声門閉鎖点を検出する段階と、上記音声信号に対して、上記声門閉鎖点を基準点としてピッチマーキングする段階と、(b) 上記音声信号の合成波形単位を切り出す段階と、(c) 上記切り出された合成波形単位を記憶する段階と、(d) 上記ピッチマーキングされた声門閉鎖点を重ね合わせの基準点として、上記合成波形単位を合成ピッチにあわせてずらしながら重ね合わせることによって、所望の合成音声を得る段階を有する、音声合成方法。
IPC (3件):
G10L 3/00
, G06F 17/14
, G10L 9/16 301
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