特許
J-GLOBAL ID:200903038221906031

インバータ式X線高電圧装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-252894
公開番号(公開出願番号):特開平5-062792
出願日: 1991年09月05日
公開日(公表日): 1993年03月12日
要約:
【要約】【目的】高速で高精度に過電流を検出でき、インダクタンスによる悪影響を与えず、さらに小型で安価なインバータ保護装置を備えたインバータ式X線高電圧装置を提供することにある。【構成】スイッチング素子2の端子に取り付けられた小型の巻もどし型のコイル8と、このコイル8からの出力の論理積をとるAND回路21と、このAND回路21からの出力と設定値を比較する比較回路22と、AND回路21からの出力を過電流と判断するために出力時間を数えるカウンタ23よりなるインバータ保護装置を設けたものである。【効果】コイル8からの出力が微分値なので過電流が大電流になる前に検出できるため、過電流の検出が高速ででき、スイッチング素子2の負担が小さいので安全に回路を停止できる。また、小型であるため低価格で設けることができる。
請求項(抜粋):
直流電圧を加える直流電源と、第一と第二のスイッチが直列に接続されこの第一と第二のスイッチに並列に接続された第三と第四のスイッチからなり前記直流電源に並列に接続されたインバータと、このインバータの各スイッチをそれぞれ動作させる駆動回路と、上記インバータの出力電圧を受けて動作する負荷回路と、上記インバータのスイッチに過電流が流れたときにインバータを停止させるインバータ保護装置とを有するインバータ式X線高電圧装置において、上記インバータ保護装置を、上記インバータの各スイッチに流れる電流を検出する検出器と、この検出器の出力値の論理積をとる手段と、この論理積の出力と各スイッチを流れる電流の過電流を判定する基準値を比較する手段と、この比較手段で基準値を超える過電流の流れた時間を計る手段とで構成され、過電流が前記基準値を超え、さらに規定時間以上流れた場合にインバータを停止させることを特徴とするインバータ式X線高電圧装置。
IPC (2件):
H05G 1/32 ,  H02H 3/087

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