特許
J-GLOBAL ID:200903038224426790

眼用レンズ材料およびその製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝日奈 宗太 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-034800
公開番号(公開出願番号):特開平11-228643
出願日: 1998年02月17日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【課題】 透明性はもちろん、耐汚染性および柔軟性にも同時にすぐれた眼用レンズ材料およびこれの容易な製法を提供すること。【解決手段】 (A)ケイ素含有アルキルアクリレート20〜50重量%、(B)重合性基が1個以上のウレタン結合を介してシロキサン主鎖に結合しているポリシロキサンマクロモノマー20〜50重量%、(C)ヒドロキシアルキルアクリレートの少なくとも1種およびヒドロキシアルキルメタクリレートの少なくとも1種10〜50重量%ならびに(D)2以上の重合性基を有する架橋性化合物0.01〜10重量%を含有した眼用レンズ用重合成分を重合させてえられる重合体からなる眼用レンズ材料ならびにその製法。
請求項(抜粋):
(A)ケイ素含有アルキルアクリレート20〜50重量%、(B)一般式(I): A1-U1-(-S1-U2-)n-S2-U3-A2 (I)(式中、A1は一般式(II):Y21-R31- (II)(式中、Y21はアクリロイルオキシ基、R31は炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖を有するアルキレン基を示す)で表わされる基;A2は一般式(III):Y22-R34- (III)(式中、Y22はアクリロイルオキシ基、R34は炭素数2〜6の直鎖または分岐鎖を有するアルキレン基を示す)で表わされる基;U1は一般式(IV):-X21-E21-X25-R32- (IV)(式中、X21は共有結合、酸素原子またはアルキレングリコール基、E21は-NHCO-基(ただし、このばあい、X21は共有結合であり、E21はX25とウレタン結合を形成している)または飽和脂肪族系、脂環式系および芳香族系から選ばれたジイソシアネート由来の2価の基(ただし、このばあい、X21は酸素原子またはアルキレングリコール基であり、E21はX21およびX25のあいだでウレタン結合を形成している);X25は酸素原子またはアルキレングリコール基;R32は炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖を有するアルキレン基を示す);S1およびS2はそれぞれ独立して一般式(V):【化1】(式中、R23、R24、R25、R26、R27およびR28はそれぞれ独立して炭素数1〜3のアルキル基またはフェニル基、Kは1〜1500の整数、Lは0〜1500の整数であり、K+Lは1〜1500の整数である);U2は一般式(VI):-R37-X27-E24-X28-R38- (VI)(式中、R37およびR38はそれぞれ独立して炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖を有するアルキレン基;X27およびX28はそれぞれ独立して酸素原子またはアルキレングリコール基;E24は飽和脂肪族系、脂環式系および芳香族系から選ばれたジイソシアネート由来の2価の基(ただし、このばあい、E24はX27とX28とのあいだでウレタン結合を形成している);U3は一般式(VII):-R33-X26-E22-X22- (VII)(式中、R33は炭素数1〜6の直鎖または分岐鎖を有するアルキレン基、X22は共有結合、酸素原子またはアルキレングリコール基、X26は酸素原子またはアルキレングリコール基、E22は-NHCO-基(ただし、このばあい、X22は共有結合であり、E22はX26とウレタン結合を形成している)または飽和脂肪族系、脂環式系および芳香族系から選ばれたジイソシアネート由来の2価の基(ただし、このばあい、X22は酸素原子またはアルキレングリコール基であり、E22はX22およびX26のあいだでウレタン結合を形成している)で表わされる基、nは1〜10の整数を示す)で表わされる重合性基が1個以上のウレタン結合を介してシロキサン主鎖に結合しているポリシロキサンマクロモノマー20〜50重量%、(C)ヒドロキシアルキルアクリレートの少なくとも1種およびヒドロキシアルキルメタクリレートの少なくとも1種10〜50重量%、ならびに(D)2以上の重合性基を有する架橋性化合物0.01〜10重量%を含有した眼用レンズ用重合成分を重合させてえられる重合体からなる眼用レンズ材料。
IPC (2件):
C08F290/00 ,  G02C 7/04
FI (2件):
C08F290/00 ,  G02C 7/04

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