特許
J-GLOBAL ID:200903038227605440
燃料噴射装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
平木 道人 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-194501
公開番号(公開出願番号):特開平6-010788
出願日: 1992年06月30日
公開日(公表日): 1994年01月18日
要約:
【要約】【目的】 二段リフト規制機構の燃料噴射装置において、パイロット噴射時期の噴射率を安定させる。【構成】 高圧通路19を介してプランジャバレル2から圧送された燃料の圧力によってニードル弁5はリフトする。パイロット噴射時には、第1ロッド14が第2ロッド25に当接した位置で第1段のリフト規制がされる。スピル弁26が開くと、ニードル弁5は一旦下降し、その後は分岐通路21を介して背圧室18に燃料の高圧力が作用する。この高圧力によって第2ばね28の力は打ち消されるか減少され、主噴射時には第1ロッド14が第2ロッド25と当接しても、そこではリフト規制されない。第2ロッド25がストッパ31aと当接するまでニードル弁5が上昇した点で、主噴射のリフト規制がなされる。
請求項(抜粋):
バルブ室内に往復動自在に設けられ、第1のプッシュロッドを介して第1のばねによって閉弁方向に付勢されたニードル弁と、前記第1のプッシュロッドの後方に設けられた背圧室と、第2のばねで付勢されて前記背圧室内に突出し、前記第1のプッシュロッドの後方端面に対向するように設けられ、前記第1のプッシュロッドのリフト量を第1の予定量に規制するための第2のプッシュロッドと、前記バルブ室に高圧燃料を供給するための高圧通路と、前記高圧通路から分岐し、前記背圧室に至る分岐通路と、前記分岐通路の途中に設けられ、前記高圧通路の圧力が予定値を超過したとき、および予定のタイミング駆動信号が供給されたときのいずれかの時点で前記分岐通路を開く弁とを具備し、前記第2のばねの荷重は、前記弁が開かれるまでは、ニードル弁を押し上げる力よりも大きく、前記弁が開かれた後は、背圧室に供給される燃料が第2のプッシュロッドを押し上げる力よりも小さくなるような値に設定されていることを特徴とする燃料噴射装置。
IPC (2件):
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