特許
J-GLOBAL ID:200903038229638893

ガスクロマトグラフ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-324718
公開番号(公開出願番号):特開平6-148161
出願日: 1992年11月11日
公開日(公表日): 1994年05月27日
要約:
【要約】【目的】 測温抵抗体の抵抗値のドリフトを少なくして長寿命とし、また感度も大きくとる。【構成】 TCD9の温度が変化すると、インバータINVからの出力電圧vが変化する。CPUは、A/Dを介して与えられる電圧値vと基準電圧値vsとの差をとり、その差に応じてPWMへのパルス信号PSのデューティ比を調整する。これにより、出力電圧v’が変化し、供給電流iが変化して、TCD9の温度がその上限値TUPに保たれる。すなわち、TCD9の抵抗値rが、常に一定値rcに保たれる。この際、CPUは、出力電圧v’や供給電流iに応ずる制御供給量に基づき、TCD9へ給送されるガス成分の濃度に応ずる演算値を出力する。
請求項(抜粋):
キャリアガスをサンプルガスと混合し、この混合ガスをカラムに導いて各ガス成分に分離し、この分離した各ガス成分を自己発熱している測温抵抗体へ給送し、この測温抵抗体を熱伝導度検出素子として各ガス成分の濃度を検出するガスクロマトグラフにおいて、前記測温抵抗体の温度変化を電圧値の変化として検出し、この検出した電圧値の変化に基づき前記測温抵抗体へのエネルギーの供給量を制御し、前記測温抵抗体の発熱温度を一定値に保つ制御手段と、この制御手段による前記エネルギーの制御供給量に基づき前記測温抵抗体へ給送されるガス成分の濃度を検出する濃度検出手段とを備えたことを特徴とするガスクロマトグラフ。
IPC (3件):
G01N 30/66 ,  G01N 27/18 ,  G01N 30/04

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