特許

J-GLOBAL ID：200903038236810456

電子写真感光体の製造方法

発明者： 金澤 朋子 ,  下田 嘉英 ,  坂元 雅遊亀 ,  黒川 誠 ,  森田 竜廣 ,  藤田 さやか
出願人/特許権者： シャープ株式会社
代理人 (1件)： 西教 圭一郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-295895
公開番号（公開出願番号）：特開2001-117245
出願日： 1999年10月18日
公開日（公表日）： 2001年04月27日
要約：

【要約】【課題】 塗布工程で生じた液溜りの膨張を防止して塗液膜を乾燥する。【解決手段】 塗布工程では、導電性基体は溶剤を含有する感光層用塗液が満たされた塗布槽1に浸漬された後、引上げられ、その表面に塗液膜が塗布される。次の予備加熱工程では、乾燥炉3の通過あるいは自身が備える加熱制御装置によって予め所定温度とされたパレットに基体が載置され、少なくともその塗布方向下端部が加熱される。次の乾燥工程では、基体がパレットに載置されたまま乾燥炉3に搬送されて塗液膜が加熱乾燥される。予備加熱温度は、溶剤の沸点よりも5°C〜25°Cだけ低い温度、溶剤の飽和蒸気圧が300mmHg以上600mmHg以下となる温度、乾燥温度よりも35°C〜60°Cだけ低い温度に設定される。パレット底部には蓄熱部材が設けられる。塗液は沸点が50°C以上の溶剤または非ハロゲン系溶剤を含有する。感光層膜厚は20μm以上である。

請求項（抜粋）：

導電性基体上に感光層を備える電子写真感光体の製造方法において、溶剤を含有する感光層用塗液中に導電性基体を浸漬し引上げて、その表面に塗液膜を塗布する工程と、少なくとも基体の塗布方向下端部を予備加熱する工程と、導電性基体上の塗液膜を加熱乾燥する工程とを含むことを特徴とする電子写真感光体の製造方法。

Fターム (9件)：

2H068AA21 ,  2H068BA01 ,  2H068BA02 ,  2H068BA03 ,  2H068BA12 ,  2H068EA14 ,  2H068EA16 ,  2H068EA19 ,  2H068FA00