特許
J-GLOBAL ID:200903038240945102

動力出力装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-110335
公開番号(公開出願番号):特開平10-289020
出願日: 1997年04月11日
公開日(公表日): 1998年10月27日
要約:
【要約】【課題】 電動機の回転軸の原動機の出力軸との接続と駆動軸との接続とを切り換えて原動機から出力される動力を効率よく駆動軸に出力する動力出力装置において、軸の接続の切り換え時に異常が生じていないかを検出する。【解決手段】 動力出力装置20は、エンジン50の回転数と駆動軸22の回転数とに基づいて、アシストモータ40を、クラッチ45をオフ,クラッチ46をオンとして駆動軸22に取り付けたり、クラッチ45をオン,クラッチ46をオフとしてクランクシャフト56に取り付けたりする。この運転モードの切り換えはエンジン50の回転数と駆動軸22の回転数とが略一致したときに行なわれるから、エンジン50の回転数と駆動軸22の回転数との偏差が閾値未満にあるか否かを検出することにより、切り換えの際に両クラッチに異常が生じているか否かを判定することができる。
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力する動力出力装置であって、出力軸を有する原動機と、前記出力軸に結合された第1のロータと、前記駆動軸に結合され該第1のロータに対して相対的に回転可能な第2のロータとを有し、該両ロータ間の電磁的な結合を介して該出力軸と該駆動軸との間で動力のやり取りをする第1の電動機と、前記出力軸および前記駆動軸とは異なる回転軸を有し、該回転軸を介して動力のやり取りをする第2の電動機と、前記回転軸と前記出力軸との機械的な接続と該接続の解除とを行なう第1の接続手段と、前記回転軸と前記駆動軸との機械的な接続と該接続の解除とを行なう第2の接続手段と、前記駆動軸に出力する目標動力を設定する目標動力設定手段と、前記出力軸および前記駆動軸の運転状態を検出する運転状態検出手段と、該検出された前記出力軸および前記駆動軸の運転状態に基づいて前記第1の接続手段による接続状態および/または前記第2の接続手段による接続状態を切り換えるよう対応する該第1の接続手段,該第2の接続手段を駆動制御する切換制御手段と、該切換制御手段による切り換えに伴って前記原動機から出力される動力がトルク変換されて目標動力として前記駆動軸に出力されるよう前記第1の電動機と前記第2の電動機とを駆動制御する動力制御手段と、前記切換制御手段により切り換えられる前記第1の接続手段および/または前記第2の接続手段の異常を検出する異常検出手段とを備える動力出力装置。
IPC (6件):
G05D 17/00 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 ,  H02K 7/18 ,  H02P 9/04 ,  H02P 7/747
FI (6件):
G05D 17/00 ,  B60L 11/14 ,  F02D 29/02 ,  H02K 7/18 B ,  H02P 9/04 M ,  H02P 7/747

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