特許
J-GLOBAL ID:200903038241031112

背圧利用による変形防止押出ダイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-087094
公開番号(公開出願番号):特開平8-281319
出願日: 1995年04月12日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】押出圧力によるマンドレル部の変形を防止でき、ひいては寸法精度に優れた押出材を得ることのできる押出ダイスを提供する。【構成】雌型部1の押出孔11に雄型マンドレル部21が臨んで、押出孔の内周ベアリング部12とマンドレル部21の外周ベアリング部22の間に成形間隙4が形成されるとともに、マンドレル部の後端部外周には、径方向に延びかつ周端部を雌型部に当接されまたは接合された複数個のブリッジ部23が一体に形成されることにより、隣接ブリッジ部の間に成形材料導入空間24が形成されている。マンドレル部の後端部外周には、隣接ブリッジ部の間の位置に、径方向外方に突出しかつ押出方向と直角で押出方向を指向する背圧受け面25a を有する背圧利用部25が形成されている。マンドレル部、ブリッジ部及び背圧利用部の後方にプレート3が配設され、かつ少なくともマンドレル部及び背圧利用部とプレートとの間に隙間5が設けられている。隙間5の大きさは0.5mm以上であるのが好ましい。
請求項(抜粋):
雌型部(1)の押出孔(11)に雄型マンドレル部(21)が臨んで、押出孔(11)の内周ベアリング部(12)とマンドレル部(21)の外周ベアリング部(22)の間に成形間隙(4)が形成されるとともに、マンドレル部(21)の後端部外周には、径方向に延びかつ周端部を雌型部(1)に当接されまたは接合された複数個のブリッジ部(23)が一体に形成されることにより、隣接ブリッジ部(23)(23)の間に成形材料導入空間(24)が形成されたダイスであって、前記マンドレル部(21)の後端部外周には、隣接ブリッジ部(23)(23)の間の位置に、径方向外方に突出しかつ押出方向と直角で押出方向を指向する背圧受け面(25a )を有する背圧利用部(25)が形成されるとともに、マンドレル部(21)、ブリッジ部(23)及び背圧利用部(25)の後方に、成形材料導入空間(33)を有するプレート(3)が配設され、かつ少なくともマンドレル部(21)及び背圧利用部(25)とプレート(3)との間に隙間(5)が設けられていることを特徴とする背圧利用による変形防止ダイス。

前のページに戻る