特許
J-GLOBAL ID:200903038242992337

粗紡機の運転方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-229165
公開番号(公開出願番号):特開平5-071022
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月23日
要約:
【要約】【目的】 紡出駆動系と巻取駆動系とをそれぞれ別の可変速モータにより駆動する構成とした粗紡機において、粗紡機の起動時あるいは停止時のようにモータの速度変化が大きな状態において各駆動系のモータを精度良く同期駆動制御する。【構成】 フライヤ駆動系用モータの回転速度が検出手段により検出される。CPUは粗紡機機台の運転開始からの各経過時間におけるフライヤ駆動系用モータの速度を基準として、入力装置により入力された紡出条件を基に前記フライヤ駆動系用モータの速度に対応する巻取用モータ及び昇降用モータの速度を演算する。そして、演算された速度となるように各モータが駆動制御される。起動時にはフライヤ駆動系用モータに対する速度指令パターンがS字カーブとなるように制御され、停止時には速度指令パターンが逆S字カーブとなるように制御される。
請求項(抜粋):
少なくとも紡出駆動系及び巻取駆動系を独立して変速可能とするため各駆動系がそれぞれ別の可変速モータで駆動されるとともに、少なくともフライヤ駆動系を駆動するモータの回転速度を検出する検出手段と、紡出条件入力装置と、前記入力装置により入力された紡出条件を記憶する記憶装置と、前記各可変速モータの速度を演算する演算手段とを備えた粗紡機において、フライヤ駆動系用モータの速度を基準として他のモータを追従制御するともに、フライヤ駆動系用モータの起動時における速度指令パターンをS字カーブとなるように、停止時における速度指令パターンを逆S字カーブとなるように制御する粗紡機の運転方法。
IPC (2件):
D01H 1/28 ,  D01H 1/30

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