特許
J-GLOBAL ID:200903038245241154

バンドクランプ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-178097
公開番号(公開出願番号):特開平7-055080
出願日: 1994年07月29日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【構成】 本発明は、重なり部をもつように巻かれる金属バンド1で構成され、その一端部に延長部4を備えた耳部2と、他端部にフック3を有するバンドクランプ装置に関する。延長部4は、フック3の自由端よりも横の寸法が小さく、かつクランプ装置が締め付けられていない状態のときに仮止め手段6と協働可能な突出部4aを備えている。フック3の自由端は、突出部4aに適合した寸法をもち、バンド1の横方向の位置において突出部4aに対して中心がずれた位置にある切込み5を有している。フック3の自由端の部分8bは、突出部4と一直線の位置にあり、突出部4の後ろに係合することができる。【効果】 突出部4aのフック3の自由端の部分8bへの係合および解除が容易にでき、係合が不十分なために耳部2からフック3が外れても、突出部4aが上記部分8bに係合するので安全である。
請求項(抜粋):
重なり部をもつように巻かれる金属バンドで構成され、その一端部近傍に、耳部と呼ばれ、クランプ装置の外方に突出し、かつクランプ装置の周囲にほぼ沿って伸びる延長部を備えた、2重になった半径方向の折り曲げ部を有し、上記バンドの他端部にクランプ装置を締め付けたときに耳部の後ろに係合させることができるフックを形成し、延長部はフックの自由端よりも小さい横方向の寸法をもつ突出部を有し、該突出部はクランプ装置の外方に向かって半径方向に突出し、かつクランプ装置が締め付けられていない状態のときは仮止め手段と共働することが可能なバンドクランプ装置であって、フックの自由端は横方向の寸法と半径方向の高さが突出部のそれらに適合する切込みを有し、上記切込みと上記突出部はバンドの横方向において互いに位置をずらしてあり、突出部はフックの自由端の厚さと少なくとも等しい距離をもって耳部から周方向に離間し、仮止め手段は、切込みに近接して突出部の後ろに係合し、かつ上記突出部と一直線に配置され得る、仮止め部と呼ばれるフックの自由端の部分を備えている、ことを特徴とするバンドクランプ装置。

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