特許

J-GLOBAL ID：200903038254361324

繊維強化複合材料

発明者： 矢野 浩之 ,  杉山 淳司 ,  能木 雅也 ,  栗原 隆 ,  松浦 徹 ,  半田 敬信
出願人/特許権者： 国立大学法人京都大学 ,  ローム株式会社 ,  三菱化学株式会社 ,  株式会社日立製作所 ,  パイオニア株式会社 ,  日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 重野 剛
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-218964
公開番号（公開出願番号）：特開2006-036926
出願日： 2004年07月27日
公開日（公表日）： 2006年02月09日
要約：

【課題】温度条件や波長等に影響を受けることなく、常に高い透明性が維持され、かつ、繊維とマトリクス材料との複合化により様々な機能性が付与された繊維強化複合材料を提供する。【解決手段】繊維集合体と、該繊維集合体に含浸されたマトリクス材料とを備える繊維強化複合材料であって、該繊維集合体の走査電子顕微鏡画像を二値化して得た二値画像から作製した一方向ランレングス画像を統計解析して得られる、該繊維集合体の空孔領域に相当する明所領域の線分長さをLとしたとき、L≧4.5μmの線分の合計長さが、全解析長さの30%以下である繊維強化複合材料。≧4.5μmRL割合が30%以下という、ナノサイズの微細繊維が極めて微細かつ緻密なネットワークを形成した三次元交叉構造体よりなる繊維集合体にマトリクス材料を含浸させたものである。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

繊維集合体と、該繊維集合体に含浸されたマトリクス材料とを備える繊維強化複合材料であって、 該繊維集合体の走査電子顕微鏡画像を二値化して得た二値画像から作製した一方向ランレングス画像を統計解析して得られる、該繊維集合体の空孔領域に相当する明所領域の線分長さをLとしたとき、L≧4.5μmの線分の合計長さが、全解析長さの30%以下であることを特徴とする繊維強化複合材料。

IPC (1件)：

C08J 5/04

FI (1件)：

C08J5/04

Fターム (11件)：

4F072AA01 ,  4F072AB03 ,  4F072AB29 ,  4F072AC02 ,  4F072AD09 ,  4F072AD12 ,  4F072AD51 ,  4F072AK05 ,  4F072AK14 ,  4F072AL16 ,  4F072AL17

引用特許：

出願人引用 (4件)

• 透明部を有する繊維強化樹脂製品とその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-045369   出願人：総和レジン工業株式会社
• 透明なガラス繊維強化樹脂の成形法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-309177   出願人：旭化成工業株式会社
• 特開昭62-36467号公報
  
• バクテリアセルロース含有高力学強度シート
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-098541   出願人：工業技術院長, 味の素株式会社, ソニー株式会社

引用文献：

審査官引用 (2件)

• バクテリアナノファイバーネットワークで補強した透明・低熱膨張・フレキシブルフィルム
• バクテリアセルロールを用いた高強度成型材料の製造