特許
J-GLOBAL ID:200903038257206885

内視鏡用鉗子装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 昇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-218094
公開番号(公開出願番号):特開平9-038097
出願日: 1995年08月03日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 操作ワイヤに無用な力が加わらないようにし、操作ワイヤの切断を防止する。【解決手段】 鉗子装置は、ガイド管と、このガイド管の先端に設けられた開閉可能な一対の鉗子盃と、ガイド管を挿通する操作ワイヤと、ガイド管の基端に設けられた操作機構50とを備えている。この操作機構50は、ロッド部61を有する把持具60と、このロッド部61にスライド可能に設けられたスライダ70とを有している。操作ワイヤの基端部としての端末パイプ25には受け部材80が取り付けられている。この受け部材80は圧縮コイルスプリング85により後方に付勢されている。上記スライダ70は操作ワイヤの基端に連結されておらず、前進する過程で受け部材80に当たり、この受け部材80を介して操作ワイヤを前進させ一対の鉗子盃を開く。スライダ70が後退すると、コイルスプリング85の力で操作ワイヤが引っ張られ鉗子盃が閉じる。
請求項(抜粋):
(イ)内視鏡に挿通可能なガイド管と、(ロ)上記ガイド管の先端に開閉自在に設けられた一対の鉗子盃と、(ハ)上記ガイド管の内部に挿通された操作ワイヤと、(ニ)上記操作ワイヤの先端と上記一対の鉗子盃とを連結し、操作ワイヤの前進に応答して鉗子盃を開き、操作ワイヤの後退に応答して鉗子盃を閉じるリンク機構と(ヘ)上記ガイド管の基端に設けられ、上記操作ワイヤを介して上記一対の鉗子盃を遠隔操作する操作機構と、を備えた内視鏡用鉗子装置において、この操作機構が、(i)上記ガイド管の基端に連結された細長く延びるロッド部を含み、このロッド部に収容空間を形成してなる把持具と、(ii)上記把持具の収容空間に収容され上記操作ワイヤの基端部に取り付けられた受け部材と、(iii)上記受け部材を後方に付勢するスプリングと、(iv)上記把持具のロッド部に軸方向スライド自在に設けられるとともに、上記操作ワイヤと非連結状態にあり、そのスライド範囲の中間において上記受け部材に係止され、この係止位置より前方へ移動する際、上記スプリングに抗し上記受け部材を介して操作ワイヤを前進させ、この係止位置より後方への移動に際して上記受け部材から離れるスライダと、を有していることを特徴とする内視鏡用鉗子装置。
IPC (2件):
A61B 17/28 310 ,  A61B 1/00 334
FI (2件):
A61B 17/28 310 ,  A61B 1/00 334 D

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