特許
J-GLOBAL ID:200903038260114983

スクリュー式射出装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下田 容一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-336013
公開番号(公開出願番号):特開平11-170318
出願日: 1997年12月05日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【解決手段】 (a)は射出シリンダの背圧を示し、背圧に一定圧力を加算して加振圧力とすることで、背圧と加振圧力とを交互に繰り返す。(c)はスクリューの変位を示し、スクリューは時間と共に後退するが、(b)に関連して後退速度が完全一定でないため、波打ち曲線となることを示す。すなわち、スクリューが後退中に前後することにより、このスクリューで溶融樹脂を振動させることができる。【効果】 比較的長い時間である可塑化計量工程中、溶融材料を低周波数で振動させることにより溶融材料に振動エネルギーを付与し、十分に粘度を下げることができる。振動方向をスクリューの軸方向にすることで、貯溜中の溶融材料の先端まで十分に振動を伝えることができる。
請求項(抜粋):
スクリューと加熱筒とで可塑化混練しつつスクリュー前方に所定量の溶融材料を蓄える可塑化計量工程、計量完了から射出まで待機する待機工程、溶融材料を射出する射出工程を実施するスクリュー式射出装置の制御において、前記可塑化計量工程で、前記溶融材料をスクリューの軸方向に所定の低い周波数で振動させることを特徴とするスクリュー式射出装置の制御方法。
IPC (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/23
FI (2件):
B29C 45/50 ,  B29C 45/23
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-217219
  • 特開平2-026722
  • 特開昭60-048319

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